PDFメール配信情報ファイルは、帳票をPDFファイルに変換して保存する際に、生成したPDFファイルをメールで指定したあて先へ配信する場合に必要な情報(送信先や属性情報など)を指定するファイルです。
PDFメール配信情報ファイルは、PDF文書情報ファイルのPDFファイルのメール配信に関連する[MLF_Mail]セクション、および[MLF_Message]セクションのみを記述したものです。
List Manager帳票出力インタフェースを利用し、List Creatorデザイナで作成した帳票定義情報を出力する場合のみ指定できます。
作成したPDFメール配信情報ファイルは、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“第3章 帳票資源の配置”にしたがって配置してください。
また、帳票資源の配置場所と指定方法については、以下を参照してください。
注意
List Creatorコネクタ連携時のPDFメール配信情報ファイルの文字コード系については、以下を参照してください。
⇒“付録D 文字 コード系に関する注意事項(List Creatorコネクタ連携時)”
PDFメール配信情報ファイルは、テキストエディタなどを使用して、記述形式にしたがって作成します。作成するファイルの文字コード系は、帳票管理サーバのオペレーティングシステムによって異なります。
ポイント
PDFメール配信情報ファイル名に指定できる文字については、以下を参照してください。
⇒“8.1 List Manager帳票出力インタフェースで指定できる文字”
●帳票管理サーバがWindowsの場合
PDFメール配信情報ファイルは、Shift-JISの文字コード系で作成してください。
●帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
PDFメール配信情報ファイルは、以下の文字コード系で作成してください。
コマンドを使用する場合
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPEで指定した文字コード系で作成してください。
Javaインタフェースを使用する場合
以下のいずれかで指定した文字コード系で作成してください。
setFileTypeメソッド
環境変数LANGおよび環境変数OA_EUCTYPE
なお、文字コード系の指定は、「1.→2.」の優先順序で有効になります。
Javaインタフェースで使用する文字コード系の詳細については、以下を参照してください。
⇒“C.1 List Managerで扱える文字コード系”
注意
PDFメール配信情報ファイル内で指定する文字は、Shift-JIS の文字コード系の範囲で指定してください。
Shift-JIS以外の文字コード系で記述すると、帳票管理サーバ側で縮退が発生し、代替文字「_」または「_」で出力される場合があります。
PDFメール配信情報ファイルの詳細(作成方法、記述形式、キーワードとその値など)は、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 PDF運用ガイド”の“第2章 PDF文書情報ファイル”を参照してください。