List Manager管理データベースへのアクセス性能を向上させるために、共用バッファプールを開設し、DSIと共用バッファプールの対応関係を定義します。
Symfowareを停止すると、自動的にDSIと共用バッファプールの対応関係は解除され、共用バッファプールは閉鎖されます。Symfowareを再起動した場合は、再度、共用バッファプールの開設、およびDSIと共用バッファプールの対応関係の登録を行う必要がありますが、以下の手順でそれを自動的に行うことができます。
以下の手順に従って、各ノード(運用ノード、待機ノード)で、共用バッファの設定を行います。
Symfowareのインストールディレクトリにある共用バッファの設定ファイル(HSproc.RUN.conbf)を以下に複写します。
複写元 | 複写先 |
---|---|
/opt/FJSVsymhs/demo/HSproc.RUN.conbf | /opt/FJSVrdb2b/etc/lmrdbsys/HSproc.RUN.conbf |
複写したHSproc.RUN.conbfファイルをテキストエディタで開いて、共用バッファプール開設ファイル(crbf_list_lmrdbsys)および共用バッファプール対応付けファイル(conbf_list_lmrdbsys)を指定します。crbf_list_lmrdbsysおよびconbf_list_lmrdbsysはデータベース構築スクリプトを複写したディレクトリに格納されています。
編集箇所を、太字下線で示します。
#FILEDIR=/opt/FJSVrdb2b/etc/$RDBNAME FILEDIR=/var/opt/FJSVlstm/db/symfoware/create #rdbcrbf -f $FILEDIR/r_crbuf.txt rdbcrbf -f $FILEDIR/crbf_list_lmrdbsys #rdbconbf -f $FILEDIR/r_conbuf.txt rdbconbf -f $FILEDIR/conbf_list_lmrdbsys # rdbresident -mon -f $FILEDIR/r_resident.txt