データベース構築スクリプトを使用して、Symfowareの環境設定とクラスタシステムへのRDBシステムの登録を行います。
以下の手順に従って、運用ノードで、Symfowareの環境設定およびRDBシステムの登録を行います。
データベース構築スクリプトを編集します。
複写した以下のファイルをテキストエディタで開いて編集してください。
create_pre_lmrdbsys.sh
テンポラリログファイル用/RDBディクショナリ用のボリュームのパスに変更します。
ここでは、“10.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したテンポラリログファイル用のローデバイス「volume0005」とRDBディクショナリ用のローデバイス「volume0003」を指定します。
編集箇所を、太字下線で示します。
# -------------------------------- # Making of temporary log file # -------------------------------- rdblog -G -t -c 100M /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0005 -in -in 500M 500M 350 # -------------------------------------------------------------- # Making of RDB dictionary # -------------------------------------------------------------- rdbcrdic -r /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0003 -u L -du 2M
データベース構築スクリプトを実行します。
データベース構築スクリプト(create_lmrdbsys.sh)を実行し、RDBシステムを構築します。
クラスタの初期設定で指定した待機ノードのCFノード名をパラメーターに-nオプションを指定します。クラスタの初期設定については、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。
以下に、コマンド実行例を示します。
cd /var/opt/FJSVlstm/db/symfoware/create ./create_lmrdbsys.sh -n lmnode2
注意
パラメーターに運用ノードのCFノード名を指定しないでください。
ポイント
CFノード名については、PRIMECLUSTERの“導入運用手引書”を参照してください。
データベース構築スクリプトの詳細については、オンラインマニュアル“セットアップガイド”を参照してください。
ログファイルを確認します。
データベース構築スクリプトの実行が完了したら、ログファイル(create_lmrdbsys.log)を参照して、RDBシステムの構築中にエラーが発生していないことを確認します。ログファイルは、データベース構築スクリプトの実行カレントディレクトリに出力されます。