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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

10.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて

ここでは、Symfowareを利用する場合に、共用ディスク上に作成が必要なボリュームについて説明します。

共用ディスクを使用してクラスタシステムを構築する場合、List Managerの帳票資源格納用のボリューム、およびList Manager管理データベースの資源格納用のボリュームを作成する必要があります。なお、List Manager管理データベースの資源格納用のボリュームはRAWデバイスとして使用します。

以下に、共用ディスク上に作成するボリュームについて示します。

共用ディスク上に作成するボリューム

ボリューム

ボリューム名(例)(*1)

配置ファイル域

List Managerの帳票資源格納用

volume0001

ファイルシステム

List Manager管理データベースの資源格納用(Symfoware資源格納用)

RDB ディレクトリ用

volume0002

RAWデバイス

RDB ディクショナリ用

volume0003

RAWデバイス

ログ管理ファイル用

volume0004

RAWデバイス

テンポラリログファイル用

volume0005

RAWデバイス

データベーススペース用(情報の定義・管理用)(*2)

volume0006

RAWデバイス

データベーススペース用(インデックス用)(*2)

volume0007

RAWデバイス

*1:
ここで示すボリューム名は一例です。運用に合わせてボリューム名を指定してください。
本書では、ここで示す例にしたがって環境を構築します。

*2:
データベーススペース用のボリュームは、以下のテーブルスペース用に2つ作成してください。
- 情報の定義・管理用(LMGR_DEF_TAB)
- インデックス用(LMGR_DEF_IDX)

共用ディスクに作成するボリュームのサイズは、オンラインマニュアル“セットアップガイド”の“2.4.1  ディスクスペースの見積もり”を参照して、運用に合わせたサイズを見積もってください。