List Manager管理データベースにOracleを使用する場合の登録された帳票の初期化について説明します。
登録された帳票を初期化するには、以下の手順にしたがって操作します。
ポイント
オンラインバックアップ機能を使用している場合、操作が異なります。
オンラインバックアップ機能を使用している場合の操作については、以下を参照してください。
⇒“C.2 登録された帳票の初期化”
Administrators権限/システム管理者権限でList Managerをインストールしたマシンにログイン/ログオンします。
List Managerを停止します。List Managerの停止については、以下を参照してください。
⇒“3.8.2 List Managerの停止”
帳票管理サーバの環境設定ファイルのDataFileDirキーで指定した帳票データファイル格納ディレクトリに移動します。
論理あて先名のディレクトリ配下に、その論理あて先に、帳票の登録時に作成される出力用の帳票データファイルが格納されています。
この帳票データファイルをすべて削除します。
注意
論理あて先名のディレクトリは削除しないでください。
Oracleのsqlplusコマンドを使用し、List Manager管理データベースユーザ(lmuser)でList Manager管理データベースに接続します。sqlplusコマンドの詳細については、Oracle Databaseのマニュアルを参照してください。
sqlplus lmuser/lmuserに設定したパスワード@LISTMGR
帳票の管理用のレコードを帳票管理情報(F3HXDMFRMMNG)から削除します。
ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
以下に、コマンド実行例を示します。
SQL> DELETE FROM F3HXDMFRMMNG; 1000行が削除されました。 SQL> COMMIT; コミットが完了しました。
帳票の出力状況管理用のレコードを帳票出力状況管理情報(F3HXDMOUTPUT)から削除します。
ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
以下に、コマンド実行例を示します。
SQL> DELETE FROM F3HXDMOUTPUT; 1000行が削除されました。 SQL> COMMIT; コミットが完了しました。
配信通番管理用のレコードを配信通番管理情報(F3HXDMMNGSEQ)から削除します。
ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
以下に、コマンド実行例を示します。
SQL> DELETE FROM F3HXDMMNGSEQ; 1000行が削除されました。 SQL> COMMIT; コミットが完了しました。
帳票の配信依頼管理用のレコードを帳票配信依頼管理情報(F3HXDMQUEMNG)から削除します。
ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
以下に、コマンド実行例を示します。
SQL> DELETE FROM F3HXDMQUEMNG; 1000行が削除されました。 SQL> COMMIT; コミットが完了しました。
帳票番号管理用のOracleのシーケンスオブジェクト(F3HXDMTRNSEQ)を再作成します。
以下に、コマンド実行例を示します。
SQL> DROP SEQUENCE F3HXDMTRNSEQ; 順序が削除されました。 SQL> CREATE SEQUENCE F3HXDMTRNSEQ MAXVALUE 9999999999 CYCLE; 順序が作成されました。