List Managerを試行運用したあとに、登録された帳票を初期化する方法について説明します。
帳票の初期化の対象となるデータを、以下に示します。
帳票データファイル
List Managerが、帳票を配信・出力するために内部的に生成するデータです。帳票の登録時に登録される帳票データ(帳票の出力に必要な、入力データやアプリケーションの属性などの情報)のことです。オンラインバックアップ機能を使用しない場合、帳票データファイルはファイルシステムに格納されます。オンラインバックアップ機能を使用する場合、List Manager管理データベースに格納されます。
帳票管理情報(帳票の管理)
帳票の登録時にList Manager管理データベースに登録される帳票の管理用のレコードです。
帳票出力状況管理情報(帳票の出力状況)
帳票の出力時にList Manager管理データベースに登録される帳票の出力状況管理用のレコードです。
配信通番管理情報(配信通番)
論理あて先の定義時にList Manager管理データベースに作成される配信通番管理用のレコードです。
帳票配信依頼管理情報(帳票の配信依頼)
帳票の出力時にList Manager管理データベースに作成される帳票の配信依頼管理用のレコードです。
シーケンスオブジェクト(帳票番号)
帳票の登録時にList Manager管理データベースに作成される帳票番号管理用のレコードです。
ポイント
帳票定義情報の管理モードを使用する場合(帳票管理サーバの環境設定ファイルでLmlcFormManageMode キーまたはLmcbRscManageModeキーに「1」を指定した場合)、List Managerで管理している帳票定義情報も初期化の対象となります。
以下のデータベース別に、登録された帳票の初期化について示します。
Symfoware
Oracle
注意
帳票出力サーバへ帳票の配信・出力を行っている場合およびWebクライアントで帳票の手元印刷を行っている場合は、配信・出力が完了してから初期化してください。
帳票の配信・出力中に初期化すると、帳票の配信・出力が異常終了します。