ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

C.2 登録された帳票の初期化

オンラインバックアップ機能を使用する環境からオンラインバックアップ機能を使用しない環境に切り替える場合、登録された帳票を初期化する方法について説明します。

帳票の初期化の対象となるデータを、以下に示します。

ポイント

帳票定義情報の管理モードを使用する場合(帳票管理サーバの環境設定ファイルでLmlcFormManageMode キーまたはLmcbManageModeキーに「1」を指定した場合)、List Managerで管理している帳票定義情報も初期化の対象となります。

注意

帳票出力サーバへ帳票の配信・出力を行っている場合およびWebクライアントで帳票の手元印刷を行っている場合は、配信・出力が完了してから初期化してください。
帳票の配信・出力中に初期化すると、帳票の配信・出力が異常終了します。

登録された帳票を初期化するには、以下の手順にしたがって操作します。

=操作手順=
  1. Administrators権限/システム管理者権限でList Managerをインストールしたマシンにログイン/ログオンします。

  2. Oracleのsqlplusコマンドを使用し、List Manager管理データベースユーザ(lmuser)でList Manager管理データベースに接続します。sqlplusコマンドの詳細については、Oracle Databaseのマニュアルを参照してください。

    sqlplus lmuser/lmuserに設定したパスワード@LISTMGR
  3. 帳票データファイルのレコードを帳票データファイル(F3HXDMDTFILE)から削除します。
    ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
    以下に、コマンド実行例を示します。

    SQL> DELETE FROM F3HXDMDTFILE;
    1000行が削除されました。
    SQL> COMMIT;
    コミットが完了しました。
  4. 帳票の管理用のレコードを帳票管理情報(F3HXDMFRMMNG)から削除します。
    ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
    以下に、コマンド実行例を示します。

    SQL> DELETE FROM F3HXDMFRMMNG;
    1000行が削除されました。
    SQL> COMMIT;
    コミットが完了しました。
  5. 帳票の出力状況管理用のレコードを帳票出力状況管理情報(F3HXDMOUTPUT)から削除します。
    ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
    以下に、コマンド実行例を示します。

    SQL> DELETE FROM F3HXDMOUTPUT;
    1000行が削除されました。
    SQL> COMMIT;
    コミットが完了しました。
  6. 配信通番管理用のレコードを配信通番管理情報(F3HXDMMNGSEQ)から削除します。
    ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
    以下に、コマンド実行例を示します。

    SQL> DELETE FROM F3HXDMMNGSEQ;
    1000行が削除されました。
    SQL> COMMIT;
    コミットが完了しました。
  7. 帳票の配信依頼管理用のレコードを帳票配信依頼管理情報(F3HXDMQUEMNG)から削除します。
    ここでは、1000レコードが削除された場合の例を示します。
    以下に、コマンド実行例を示します。

    SQL> DELETE FROM F3HXDMQUEMNG;
    1000行が削除されました。
    SQL> COMMIT;
    コミットが完了しました。
  8. 帳票番号管理用のOracleのシーケンスオブジェクト(F3HXDMTRNSEQ)を再作成します。
    以下に、コマンド実行例を示します。

    SQL> DROP SEQUENCE F3HXDMTRNSEQ;
    順序が削除されました。
    SQL> CREATE SEQUENCE F3HXDMTRNSEQ MAXVALUE 9999999999 CYCLE;
    順序が作成されました。