ここでは、論理あて先情報を編集するコマンドについて説明します。
lmedtldコマンド(論理あて先を編集する)
lmedtldrightコマンド(論理あて先の権限を編集する)
lmedtldgrpコマンド(論理あて先グループを編集する)
[機能]
論理あて先を編集(定義、変更、削除、一覧表示)します。
[記述形式]
コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
lmedtld -a 論理あて先(定義する場合) [ -comment コメント ] [ -ldtype 論理あて先タイプ ] [ -seq 配信通番ID ] [ -printseq 配信通番運用 ] [ -priority 優先度 ] -ldevice 論理デバイス [ -customizeitem1 カスタマイズ項目1 ] [ -customizeitem2 カスタマイズ項目2 ] [ -customizeitem3 カスタマイズ項目3 ] [ -customizeitem4 カスタマイズ項目4 ] [ -customizeitem5 カスタマイズ項目5 ] [ -outputmode 帳票作成後の出力指定 ] [ -keepmode 帳票出力後の保存指定 ] [ -keepdays 保存日数の指定 ]
lmedtld -u 論理あて先(変更する場合) [ -comment コメント ] [ -seq 配信通番ID ] [ -printseq 配信通番運用 ] [ -priority 優先度 ] [ -customizeitem1 カスタマイズ項目1 ] [ -customizeitem2 カスタマイズ項目2 ] [ -customizeitem3 カスタマイズ項目3 ] [ -customizeitem4 カスタマイズ項目4 ] [ -customizeitem5 カスタマイズ項目5 ] [ -outputmode 帳票作成後の出力指定 ] [ -keepmode 帳票出力後の保存指定 ] [ -keepdays 保存日数の指定 ]
lmedtld -r 論理あて先(削除する場合)
lmedtld -i [ 論理あて先(一覧表示する場合) ] [ -ldtype 論理あて先タイプ ] [ -priority 優先度 ] [ -ldevice 論理デバイス ] [ -status 配信状態 ] [ -customizeitem1 カスタマイズ項目1 ] [ -customizeitem2 カスタマイズ項目2 ] [ -customizeitem3 カスタマイズ項目3 ] [ -customizeitem4 カスタマイズ項目4 ] [ -customizeitem5 カスタマイズ項目5 ] [ -outputmode 帳票作成後の出力指定 ] [ -keepmode 帳票出力後の保存指定 ]
[説明]
オプションについて説明します。
定義する論理あて先を80バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-uオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
定義する論理あて先がすでに存在していた場合
List Managerが開始されていない状態の場合
すでに定義されている論理あて先グループと同名の論理あて先を指定した場合
「ピリオド(.)」のみの論理あて先名を指定した場合
論理あて先の変更時に必ず指定します。
内容を変更する論理あて先を80バイト以内の文字列で指定します。
帳票の出力中に論理あて先を変更しないでください。帳票の出力中に論理あて先を変更した場合、「配信待ち」の状態の帳票から設定の変更が有効になります。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
変更する論理あて先が存在しなかった場合
List Managerが開始されていない状態の場合
論理あて先のみ指定した場合
論理あて先の削除時に必ず指定します。
削除する論理あて先を80バイト以内の文字列で指定します。
削除する論理あて先内の帳票をすべて削除してから、論理あて先を削除してください。
論理あて先の削除時には、指定した論理あて先に対する権限情報も削除されます。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
論理あて先グループに関連付けされている論理あて先を指定した場合
削除する論理あて先が存在しなかった場合
List Managerが開始されていない状態の場合
削除する論理あて先内に帳票が存在している場合
条件を絞り込んで表示する場合、論理あて先の一覧表示時に必ず指定します。
一覧表示する論理あて先を80バイト以内の文字列で指定します。このとき、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
論理あて先を省略すると、すべての論理あて先が表示対象となります。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-rオプションと同時に指定した場合
論理あて先に対するコメントを64バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、空白が指定されます。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先のタイプを指定します。
帳票配信用の論理あて先とします。
Web手元印刷用の論理あて先とします。
論理デバイスの出力方法で指定した値に合わせて論理あて先のタイプを指定します。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0」が指定されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての論理あて先タイプが表示対象となります。
配信通番に使用する任意の文字列を80バイト以内の文字列で指定します。
他の論理あて先と重複した配信通番IDを指定することはできません。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、論理あて先が指定されます。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
注意
Web手元印刷用の論理あて先の場合(-ldtypeオプションに「1」を指定した場合)、この指定は無効になります。
配信通番を運用する/しない(配信通番が連番であることを保証する/しない)を指定します。
配信通番運用は、論理あて先単位に設定し、論理あて先内で連番として採番されます。
配信通番を運用しません(異常が発生すると、配信通番が連番で採番されない場合があります)。
配信通番を運用します(異常が発生しても、配信通番を連番で採番します)。
ポイント
配信通番は、帳票定義情報に通番項目が定義されていれば、配信通番運用に「0」を指定しても、出力されます。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「0(配信通番を運用しない)」が指定されます。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
注意
Web手元印刷用の論理あて先の場合(-ldtypeオプションに「1」を指定した場合)、この指定は無効になります。
すでに運用中の論理あて先に対して配信通番の設定を変更しないでください。
変更した場合、List Managerの動作が異常となる可能性があります。
変更したい場合は、いったん論理あて先を削除して再定義してください。
論理あて先から配信される優先度を1(優先度:低)~10(優先度:高)の範囲で指定します。
Web手元印刷用の論理あて先の場合(-ldtypeオプションに「1」を指定した場合)、指定値は反映されますが、無効になります。
このオプションに「10」を指定すると、プリンタが印刷中でない場合、必ず印刷されます。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「1(優先度:低)」が指定されます。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての優先度が表示対象となります。
論理デバイスの編集コマンド(lmedtdevコマンド)で定義した、論理デバイスを80バイト以内の文字列で指定します。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、このオプションは省略できません。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
定義していない論理デバイスを指定した場合
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべての論理デバイスが表示対象となります。
論理あて先に対するカスタマイズ項目を1024バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべてのカスタマイズ項目1が表示対象となります。
論理あて先に対するカスタマイズ項目を256バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべてのカスタマイズ項目2が表示対象となります。
論理あて先に対するカスタマイズ項目を256バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべてのカスタマイズ項目3が表示対象となります。
論理あて先に対するカスタマイズ項目を64バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべてのカスタマイズ項目4が表示対象となります。
論理あて先に対するカスタマイズ項目を64バイト以内の文字列で指定します。
いったん設定したあとに設定値を消去する場合は、""と指定してください。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、値は設定されません。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべてのカスタマイズ項目5が表示対象となります。
表示対象とする論理あて先の状態を指定します。
論理あて先の状態が「停止中」のものを表示します。
論理あて先の状態が「起動中」のものを表示します。
このオプションを省略すると、すべての配信状態が表示対象となります。
帳票作成後に続けて、帳票を配信して出力するかどうかを指定します。
出力しません(帳票の登録のみ行います)。
出力します。
lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性にしたがいます。
List Creatorデザイナで作成した帳票定義情報を使用する場合、またはCOBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合に、帳票属性の出力処理モードを有効にするには、「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」を指定します。
帳票作成後の出力指定の優先順序については、以下を参照してください。
List Manager帳票出力インタフェースを使用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第6章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が指定されたものとして動作します。「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が指定されているにもかかわらず、lmedtformatrコマンドで帳票属性を定義していない場合は、「1(出力します)」で処理されます。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が設定されているにもかかわらず、lmedtformatrコマンドで帳票属性を定義していない場合は、「1(出力する)」で処理されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての出力処理モードが表示対象となります。
帳票配信用の論理あて先に配信・出力した帳票に対して、帳票出力後、List Managerに帳票を保存するかどうかを指定します。
保存します。
保存しません。
lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性にしたがいます。
List Creatorデザイナで作成した帳票定義情報を使用する場合、またはCOBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合に、帳票属性の保存処理モードを有効にするには、
「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」を指定します。
帳票出力後の保存指定の優先順序については、以下を参照してください。
List Manager帳票出力インタフェースを利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第6章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
Web手元印刷用の論理あて先の場合、帳票出力後、必ずList Managerで帳票が保存されます。
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が指定されたものとして動作します。「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が指定されているにもかかわらず、lmedtformatrコマンドで帳票属性を定義していない場合は、「0(保存する)」で処理されます。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が設定されているにもかかわらず、lmedtformatrコマンドで帳票属性を定義していない場合は、「0(保存する)」で処理されます。
論理あて先を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての帳票出力後の保存指定が表示対象となります。
このオプションは、帳票出力後の保存指定で「保存する」と指定している場合のみ有効となります。
帳票出力後の保存指定は、以下のいずれかの方法で指定します。
帳票登録時に指定した帳票出力後の保存指定
帳票属性の編集コマンド(lmedtformatrコマンド)
論理あて先の編集コマンド(lmedtldコマンド)
ただし、Web手元印刷型の場合は必ず保存日数の指定は有効になります(帳票出力後の保存指定では必ず「保存する」が指定されたものとみなされるため)。
List Managerに帳票を保存する日数を指定します。
無期限とします。
List Managerで保存する日数を指定します。
lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性にしたがいます。
List Creatorデザイナで作成した帳票定義情報を使用する場合、またはCOBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を出力する場合に、帳票属性の保存日数の指定を有効にするには、「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」を指定します。
保存日数の指定の優先順序については、以下を参照してください。
List Manager帳票出力インタフェースを利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第6章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
COBOLアプリケーション連携機能を利用する場合
オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”の“第10章 帳票配信・出力機能のサポート範囲”
論理あて先を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、省略すると、「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が指定されたものとして動作します。「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が指定されているにもかかわらず、lmedtformatrコマンドで帳票属性を定義していない場合は、「0(無期限とします)」で処理されます。
論理あて先を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。「F(lmedtformatrコマンドで定義した帳票属性)」が設定されているにもかかわらず、lmedtformatrコマンドで帳票属性を定義していない場合は、「0(無期限とします」で処理されます。
保存期限を超えた帳票の削除コマンド(lmdelexpireコマンド)を実行することで、保存期限を超えた帳票を削除できます。帳票の削除コマンド(lmdelexpireコマンド)については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“6.2.5.3 lmdelexpireコマンド”を参照してください。
[記述例]
論理あて先「ld1」に、コメント「配信時の論理あて先」、論理あて先タイプ「帳票配信用の論理あて先」、配信通番ID「ld100000001」、配信通番運用「配信通番の運用をします。」、優先度「1」、論理デバイス「ldev1」を定義します。登録された帳票を保存する期間「100日間」を定義します。
lmedtld -a ld1 -comment 配信時の論理あて先 -ldtype 0 -seq ld100000001 -printseq 1 -priority 1 -ldevice ldev1 -outputmode 1 -keepmode F -keepdays 100
論理あて先「ld1」で、優先度を「10」に変更します。
lmedtld -u ld1 -priority 10
論理あて先「ld1」を削除します。
lmedtld -r ld1
論理あて先「ld1」を一覧表示します。
lmedtld -i ld1
論理あて先「ld1」の一覧表示例(CSV形式)を、以下に示します。
CSV形式では、以下の順序で表示項目が表示されます。
論理あて先,論理あて先タイプ,論理デバイス,配信状態,コメント,出力先,優先度,配信通番ID,配信通番運用,カスタマイズ項目1,カスタマイズ項目2,カスタマイズ項目3,カスタマイズ項目4,カスタマイズ項目5,帳票作成後の出力指定,帳票出力後の保存指定,保存日数の指定
CSV形式の一覧表示例を、以下に示します。表示項目が存在しない場合でも「,(カンマ)」は、必ず表示されます。
Logical_Output,Logical_Output_Type,Output_Device,Send_Status,Comment,Output_Identifier,Priority,Sending_Sequence_ID,Sending_Sequence_Operation,Customize_Item_1,Customize_Item_2,Customize_Item_3,Customize_Item_4,Customize_Item_5,Output_Process,Keep_Process,Keep_Days ld1,0,ldev1,1,配信時の論理あて先,本社,1,ld100000001,1,,,,,,1,F,100
[復帰値]
復帰値については、以下を参照してください。
⇒“帳票管理サーバの環境設定コマンドの復帰値”
[注意]
-aオプション、-uオプション、-rオプション、または-iオプションのいずれかを指定する必要があります。
コマンドを実行するには、List Managerの管理者権限が必要です。
論理あて先を一覧表示する場合は、論理あて先の表示権限が必要です。
「ピリオド(.)」のみの論理あて先は定義できません。
[補足]
論理あて先を追加(定義時)した際に設定される権限については、以下を参照してください。
⇒“3.9.5.2 論理あて先の権限(選択)”
論理あて先の権限を変更する場合は、論理あて先の権限の編集コマンド(lmedtldrightコマンド)を使用します。論理あて先の権限の編集コマンド(lmedtldrightコマンド)については、以下を参照してください。
⇒“9.2.8.2 lmedtldrightコマンド”
[機能]
論理あて先の権限を編集(定義、変更、削除、一覧表示)します。
[記述形式]
コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
lmedtldright -a 論理あて先(論理あて先の権限を定義する場合) -grp ユーザグループID -disp 表示権限 -operate 操作権限 -manage 管理権限
lmedtldright -u 論理あて先(論理あて先の権限を変更する場合) -grp ユーザグループID [ -disp 表示権限 ] [ -operate 操作権限 ] [ -manage 管理権限 ]
lmedtldright -r 論理あて先(論理あて先の権限を削除する場合) -grp ユーザグループID
lmedtldright -i [ 論理あて先(論理あて先の権限を一覧表示する場合) ] [ -grp ユーザグループID ] [ -disp 表示権限 ] [ -operate 操作権限 ] [ -manage 管理権限 ]
[説明]
オプションについて説明します。
論理あて先の権限を定義する論理あて先名を指定します。
論理あて先の権限の定義時に必ず指定します。
論理あて先の編集コマンド(lmedtldコマンド)で定義した論理あて先を、80バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-uオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
定義する論理あて先の権限がすでに存在していた場合
論理あて先が存在しなかった場合
ユーザグループIDが存在しなかった場合
論理あて先の権限を変更する論理あて先名を指定します。
論理あて先の権限の変更時に必ず指定します。
権限を変更する論理あて先を80バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
変更する論理あて先の権限が存在しなかった場合
論理あて先とユーザグループIDのみ指定した場合
論理あて先の権限を削除する論理あて先名を指定します。
論理あて先の権限の削除時に必ず指定します。
権限を削除する論理あて先を80バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
削除する論理あて先の権限が存在しなかった場合
論理あて先の権限を一覧表示する論理あて先名を指定します。
条件を絞り込んで表示する場合、論理あて先の権限の一覧表示時に必ず指定します。
権限を一覧表示する論理あて先を80バイト以内の文字列で指定します。このとき、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
論理あて先名を省略すると、すべての論理あて先の権限が表示されます。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-rオプションと同時に指定した場合
ユーザグループ情報の編集コマンド(lmedtusrgrpコマンド)で定義した、ユーザグループIDを16バイト以内の文字列で指定します。
論理あて先の権限を定義、変更、または削除する場合(-aオプション、-uオプション、または
-rオプションを指定する場合)、このオプションは省略できません。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
定義していないユーザグループIDを指定した場合
論理あて先の権限を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
省略すると、すべてのユーザグループIDが表示対象となります。
論理あて先を表示する権限(表示権限)のあり/なしを指定します。
権限なし
権限あり
表示権限が「権限あり」の場合(このオプションに「1」を指定した場合)、許可する操作については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 スタートガイド”の“1.5.4.3 ユーザグループの権限”を参照してください。
論理あて先の権限を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、このオプションは省略できません。
論理あて先の権限を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先の権限を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての表示権限が表示対象となります。
論理あて先を操作する権限(操作権限)のあり/なしを指定します。
権限なし
権限あり
操作権限が「権限あり」の場合(このオプションに「1」を指定した場合)、許可する操作については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 スタートガイド”の“1.5.4.3 ユーザグループの権限”を参照してください。
論理あて先の権限を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、このオプションは省略できません。
論理あて先の権限を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先の権限を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての操作権限が表示対象となります。
論理あて先を管理する権限(管理権限)のあり/なしを指定します。
権限なし
権限あり
管理権限が「権限あり」の場合(このオプションに「1」を指定した場合)、許可する操作については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 スタートガイド”の“1.5.4.3 ユーザグループの権限”を参照してください。
論理あて先の権限を定義する場合(-aオプションを指定する場合)、このオプションは省略できません。
論理あて先の権限を変更する場合(-uオプションを指定する場合)、省略すると、すでに設定されている値が保持されます。
論理あて先の権限を一覧表示する場合(-iオプションを指定する場合)、省略すると、すべての管理権限が表示対象となります。
[記述例]
論理あて先「ld1」、ユーザグループID「usergrp1」、表示権限「権限あり」、操作権限「権限あり」、管理権限「権限あり」を指定して、論理あて先の権限を定義します。
lmedtldright -a ld1 -grp usergrp1 -disp 1 -operate 1 -manage 1
論理あて先「ld1」、ユーザグループID「usergrp1」の論理あて先の権限で、表示権限を「権限なし」、操作権限を「権限なし」、管理権限を「権限なし」に変更します。
lmedtldright -u ld1 -grp usergrp1 -disp 0 -operate 0 -manage 0
論理あて先「ld1」、ユーザグループID「usergrp1」の論理あて先の権限を削除します。
lmedtldright -r ld1 -grp usergrp1
論理あて先「ld1」の論理あて先の権限を一覧表示します。
lmedtldright -i ld1
論理あて先「ld1」の論理あて先の権限の一覧表示例(CSV形式)を、以下に示します。
CSV形式では、以下の順序で表示項目が表示されます。
論理あて先,ユーザグループID,表示権限,操作権限,管理権限
CSV形式の一覧表示例を、以下に示します。表示項目が存在しない場合でも「,(カンマ)」は、必ず表示されます。
Logical_Output,User_Group_ID,Authority_to_Display,Authority_to_Operate,Authority_to_Manage ld1,usergrp1,1,1,1
[復帰値]
復帰値については、以下を参照してください。
⇒“帳票管理サーバの環境設定コマンドの復帰値
[注意]
-aオプション、-uオプション、-rオプション、または-iオプションのいずれかを指定する必要があります。
コマンドを実行するには、List Managerの管理者権限が必要です。
[補足]
論理あて先に設定されたユーザグループ以外に所属するユーザの権限については、以下を参照してください。
⇒“3.9.5.2 論理あて先の権限(選択)”
[機能]
論理あて先グループを編集(定義、変更、削除、一覧表示)します。
ポイント
ホスト帳票連携機能を利用する場合は、論理あて先グループは未サポートです。論理あて先グループを指定して帳票配信・出力を行っても、帳票登録時にエラーになります。
[記述形式]
コマンドの記述形式を示します。
[ ]は、省略できることを示します。
lmedtldgrp -a 論理あて先グループ(定義する場合) -ld 論理あて先
lmedtldgrp -u 論理あて先グループ(変更する場合) -ld 論理あて先
lmedtldgrp -r 論理あて先グループ(削除する場合)
lmedtldgrp -i [ 論理あて先グループ(一覧表示する場合) ]
[説明]
オプションについて説明します。
論理あて先グループの定義時に必ず指定します。
定義する論理あて先グループを80バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-uオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
定義する論理あて先グループがすでに存在していた場合
論理あて先が存在しなかった場合
List Managerが開始されていない状態の場合
すでに定義されている論理あて先と同名の論理あて先グループを指定した場合
「ピリオド(.)」のみの論理あて先グループを指定した場合
論理あて先グループの変更時に必ず指定します。
関連付けを変更する論理あて先グループを80バイト以内の文字列で指定します。
論理あて先グループの変更を行った場合、以前の論理あて先との関連付けは解除されます。
-uオプションで論理あて先グループを変更する場合、論理あて先グループに定義する論理あて先を再定義してください。
指定した論理あて先のみ論理あて先グループとして定義されるため、指定しない論理あて先は、論理あて先グループから解除されます。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-rオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
変更する論理あて先グループが存在しなかった場合
論理あて先が存在しなかった場合
List Managerが開始されていない状態の場合
論理あて先グループの削除時に必ず指定します。
削除する論理あて先グループを80バイト以内の文字列で指定します。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-iオプションと同時に指定した場合
削除する論理あて先グループが存在しなかった場合
List Managerが開始されていない状態の場合
条件を絞り込んで表示する場合、論理あて先グループの一覧表示時に必ず指定します。
一覧表示する論理あて先グループを80バイト以内の文字列で指定します。このとき、ワイルドカード文字「クエスチョンマーク(?)」および「アスタリスク(*)」を指定できます。
論理あて先グループを省略すると、すべての論理あて先グループが表示対象となります。
以下の場合、コマンドは異常終了します。
-aオプション、-uオプション、または-rオプションと同時に指定した場合
論理あて先の編集コマンド(lmedtldコマンド)で定義した、論理あて先を指定します。
複数の論理あて先を関連付ける場合、論理あて先を「コロン(:)」で区切り指定します。
論理あて先グループを定義または変更する場合(-aオプションまたは-uオプションを指定する場合)、このオプションは省略できません。
[記述例]
論理あて先「ld1」、「ld2」、「ld3」をグループ化した、論理あて先グループ「ldgrp1」を定義します。
lmedtldgrp -a ldgrp1 -ld ld1:ld2:ld3
論理あて先グループ「ldgrp1」の関連付けを、論理あて先「ld4」、「ld5」、「ld6」に変更します。
lmedtldgrp -u ldgrp1 -ld ld4:ld5:ld6
論理あて先グループ「ldgrp1」を削除します。
lmedtldgrp -r ldgrp1
論理あて先グループ「ldgrp1」を一覧表示します。
lmedtldgrp -i ldgrp1
論理あて先グループ「ldgrp1」の一覧表示例(CSV形式)を、以下に示します。
CSV形式では、以下の順序で表示項目が表示されます。
論理あて先グループ,論理あて先
CSV形式の一覧表示例を、以下に示します。表示項目が存在しない場合でも「,(カンマ)」は、必ず表示されます。
Logical_Output_Group,Logical_Output ldgrp1,ld1
[復帰値]
復帰値については、以下を参照してください。
⇒“帳票管理サーバの環境設定コマンドの復帰値”
[注意]
-aオプション、-uオプション、-rオプション、または-iオプションのいずれかを指定する必要があります。
コマンドを実行するには、List Managerの管理者権限が必要です。
Web手元印刷用の論理あて先はグループ化できません。
ホスト帳票を出力する場合、論理あて先グループは未サポートです。
「ピリオド(.)」のみの論理あて先は定義できません。