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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

6.6.5 帳票ブラウザの設定ファイルの編集

帳票ブラウザの設定ファイルを以下に示します。

ポイント

  • 編集対象の設定ファイルの格納先は以下の通りです。

    帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
      /var/opt/FJSViaps/glassfish5/nodes/localhost-domain1/listbrowser-instance-001/applications/f3hxwlbr.war
    帳票管理サーバがWindowsの場合

    例:Interstage Application Server を「C:」にインストールした場合

      C:\Interstage\glassfish5\var\domains\domain1\applications\listbrowser(*1)

    *1:
    f3hxwlbr.war を配備したGlassFish Serverクラスター名の「listbrowser」です。

  • 各設定ファイルでの設定内容の詳細については、以下を参照し、必要に応じて修正してください。

    ⇒“付録F 帳票ブラウザの動作に関するカスタマイズ

6.6.5.1 帳票ブラウザのイメージファイルの配置先

帳票ブラウザのイメージファイルの配置先は、以下のとおりです。

帳票管理サーバがWindowsの場合
(編集対象の設定ファイルの格納先)\img\
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
(編集対象の設定ファイルの格納先)/img/

ポイント

ロゴイメージのファイルは、上記ディレクトリ直下のlogo.gifです。

ボタン、アイコン、イメージファイルおよびタイトル部分の背景は、上記ディレクトリ配下の「button」に配置されています。

6.6.5.2 帳票ブラウザのスタイルシートの配置先と記述形式

スタイルシートの配置先

スタイルシートの配置先は、以下のとおりです。

帳票管理サーバがWindowsの場合
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

スタイルシートの記述形式

以下に、スタイルシートの記述形式を示します。

セレクタ  { プロパティ1: 値1; プロパティ2 :値2; …}

ポイント

スタイルシートの記述形式は、W3C(World Wide Web Consortium) 標準に準拠しています。

帳票ブラウザのスタイルシートは、テキストエディタなどで編集します。

スタイルシートを編集する場合、UNICODE(UTF8)の文字コード系をサポートしているテキストエディタなどを使用してください。


6.6.5.3 帳票ブラウザのJavaスクリプトデータ定義ファイルの配置先と記述形式

Javaスクリプトデータ定義ファイルの配置先

Javaスクリプトデータ定義ファイルの配置先は、以下のとおりです。

帳票管理サーバがWindowsの場合
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

Javaスクリプトデータ定義ファイルの記述形式

Javaスクリプトデータ定義ファイルは、UNICODE(UTF-8)の文字コード系をサポートしているテキストエディタなどで編集します。

以下に、Javaスクリプトデータ定義ファイルの記述形式を示します。

記述形式1
var 環境変数名 = 値 ;
記述形式2
var 環境変数名 = [
                 値1
                 値2
                 :
                 ,値n
                 ] ;
記述形式3
var 環境変数名 = {
                 キー1: 値1
                 ,キー2: 値2
                 :
                 ,キーn: 値n
                 } ;

6.6.5.4 帳票ブラウザのweb.xmlの配置先と記述形式

web.xmlの配置先

web.xmlの配置先は、以下のとおりです。

帳票管理サーバがWindowsの場合
(編集対象の設定ファイルの格納先)\WEB-INF\web.xml
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
(編集対象の設定ファイルの格納先)/WEB-INF/web.xml

web.xmlの記述形式

web.xmlをテキストエディタなどで開き、各パラメータを編集します。

以下に、web.xmlの記述形式を示します。

<servlet>
・
・
    <context-param>
        <param-name>パラメータ名</param-name>
        <param-value>パラメータの設定値</param-value>
    </context-param>
・
・
</servlet>

web.xmlは、XML形式です。以下のタグが記載されています。

各タグに設定されているパラメータの値を変更します。

<param-name>タグ

各種設定のためのパラメータ名を記述します。

<param-value>タグ

パラメータの設定値を記述します。