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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

6.6.3 GlassFish Serverクラスターを手動で停止する手順

GlassFish Serverクラスターを手動で停止するためのひな型が以下に格納されています。

格納先:/opt/FJSVlstm/setup/wu/sample
ファイル名:lm-cl8stop.sh

以下の手順でシェルスクリプトを準備し、実行します。

  1. パスワードファイルの準備

    シェルスクリプト(lm-cl8stop.sh)内で参照するパスワードファイルを作成します。

    パスワードファイルにはInterstage Application Serverのインストール時に設定したGlassFish 5の管理者パスワードを指定します。

    [パスワードファイルの書式]

    パスワードファイルの書式は、以下のとおりです。

    AS_ADMIN_PASSWORD=管理者パスワード

    注意

    ・シェルスクリプトからパスワードファイルを参照できるようにアクセス権を設定してください。

    ・セキュリティの観点上、本ファイルに記述したパスワードを保護するため、以下を推奨します。

      - 本ファイルの所有者をrootに設定する、かつ、

      - テキストエディタにより作成したパスワードファイルのアクセス権を600に設定する、かつ、

      - パスワードファイルは不要になった時点で削除する

  2. シェルスクリプトの準備

    lm-cl8stop.shを作業用フォルダ(例えば「/home/user/wk」)配下に複写して、複写したシェルスクリプトを編集します。

    以下の変数に対して値を書き加えてください。

    変数名

    値の内容

    ひな型における初期値

    DASUSER

    Interstage Application Serverのインストール時に設定したGlassFish 5の管理ユーザーIDを指定します。

    DASPASSFILE

    「1.パスワードファイルの準備」で作成したファイルのパス(フルパス)を指定します。

    パスのセパレータには「/」を使用してください。

    DASPORT

    Interstage Application Serverのインストール時に設定したGlassFish 5の運用管理用HTTPリスナーポートを指定します。

    DASUSER="admin"
    DASPASSFILE="/home/user/wk/pswd"
    DASPORT="12041"
  3. シェルスクリプトの実行

    作成したシェルスクリプトlm-cl8stop.shに実行権を付与します。

    システム管理者権限を持つユーザで、スクリプトlm-cl8stop.shを実行します。

    〔復帰値〕

    復帰値

    意味

    0

    正常

    1

    • 管理ユーザーID、パスワードファイルのパスまたは運用管理用HTTPリスナーポートが誤った値で指定された。

    • DASサービスの起動でエラーが発生した。(帳票管理サーバがSolarisの場合)