プリンタ管理環境(動作環境)の設定では、帳票出力時の印刷エラーメッセージを通知する環境やログの採取方法など、管理対象プリンタの動作環境を設定します。
以下の設定を行います。
「スプールフォルダ」に関する設定
帳票出力サーバのプリンタから出力するときに、帳票がスプールされるフォルダを設定します。
「操作ログ」に関する設定
操作ログには、帳票出力サーバのプリンタを監視しているときに発生するエラー/警告/情報が出力され、トラブル発生時に使用します。操作ログの採取するイベントの種類、出力ファイル名、出力ファイルサイズなどを設定します。操作ログの採取方法については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 メッセージ集”の“第8章 障害調査用情報採取ツール”を参照してください。
「トレースログ」に関する設定
トレースログには、帳票出力サーバのプリンタを監視しているときのプログラムの処理結果(プログラムトレース)、通信に関する処理結果(ネットワークトレース)が出力され、トラブル発生時に使用します。トレースログの採取条件、出力ファイルサイズなどを設定します。トレースログの採取方法については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 メッセージ集”の“第8章 障害調査用情報採取ツール”を参照してください。
「返答メッセージ」または「応答メッセージ」に関する設定
帳票出力サーバのプリンタでエラーが発生したときや出力経過を知らせるときに、指定した通知先に返答メッセージおよび応答メッセージが通知されます。「メッセージ通知先」およびポップアップ表示をする/しないを設定します。
プリンタ管理環境(動作環境)を設定するには、プリンタ管理環境(動作環境)の設定コマンド(setenvdefコマンド)を実行します。
設定したプリンタ管理環境(動作環境)の設定内容を表示する場合にも、このコマンドを実行します。
このコマンドについては、以下を参照してください。
⇒“9.3.6.1 setenvdefコマンド”