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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能スタートガイド

2.6.1 論理あて先管理機能

帳票管理サーバで管理している論理あて先を操作できます。

論理あて先管理では、以下の操作を行うことができます。

各操作は、操作画面、または帳票管理サーバの環境設定コマンド/運用コマンドで行います。

論理あて先の操作を行う操作画面は、論理あて先一覧画面です。

以下に論理あて先一覧画面の例を示します。

論理あて先管理の操作と操作方法について、以下に示します。

論理あて先管理の操作と操作方法

操作(*1)

操作方法

操作画面

帳票管理サーバのコマンド

論理あて先の一覧表示

論理あて先一覧画面

lmedtldコマンド(環境設定コマンド)

論理あて先の起動

論理あて先一覧画面の[起動]ボタン

lmoprldコマンド(運用コマンド)

論理あて先の停止

論理あて先一覧画面の[停止]ボタン

論理あて先の出力先
切り替え

論理あて先一覧画面の[出力先切り替え]ボタン

lmchgdevコマンド(運用コマンド)

*1:
操作するユーザに論理あて先の表示権限および管理権限が必要です。
必要になるユーザの権限については、以下を参照してください。
⇒“1.5.4.3 ユーザグループの権限

帳票管理サーバの環境設定コマンドの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。

また、運用コマンドの詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”を参照してください。

次に、各操作について説明します。

2.6.1.1 論理あて先の一覧表示

帳票配信システム内の論理あて先の一覧を表示し、以下の情報を確認できます。

論理あて先一覧画面では、以下の表示機能があります。


絞り込み表示

条件を指定して、その条件に一致した論理あて先を絞り込んで一覧表示できます。

並べ替え表示

指定した項目をキーに、論理あて先を並べ替えて一覧表示できます。

更新表示

論理あて先の一覧を最新の状態に再表示できます。

2.6.1.2 論理あて先の起動

論理あて先の状態が「停止中」の論理あて先を起動することができます。

複数の論理あて先を指定した場合、指定したすべての論理あて先が起動されます。

2.6.1.3 論理あて先の停止

論理あて先の状態が「起動中」の論理あて先を停止することができます。

複数の論理あて先を指定した場合、指定したすべての論理あて先が停止されます。

2.6.1.4 論理あて先の出力先切り替え

帳票の出力先にエラーが発生したために、出力するプリンタやサーバを変更して対処する場合など、論理あて先に関連付けされている論理デバイスを切り替えるだけで、出力先を簡単に切り替えることができます。

出力先を元に戻すには、再度、切り替えを行ってください。

論理あて先の切り替え方法については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”を参照してください。

以下に、出力先プリンタに異常が発生した場合に論理あて先の出力先を切り替わる例を示します。

                1) 帳票出力サーバのプリンタAで故障が発生し、帳票の出力が停止します。
                2) 論理あて先を停止します。
                3) 論理あて先に関連付けされている論理デバイスを、プリンタBの論理デバイスに切り替えます。
                4) 論理あて先を起動します。
                5) 出力されなかった帳票の出力を指示すると、プリンタBから帳票が出力されます。

注意

論理あて先の出力先として切り替えできる論理あて先のあて先タイプと、論理デバイスの出力方法の関係については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”の“4.9.5 論理あて先の出力先切り替え”を参照してください。