Linkexpress Replication optionV5.0L25 コマンドリファレンス

B.2 lxrepdrdrp.sh

[名称]

lxrepdrdrp.sh -- DRレプリケーション環境削除シェルスクリプト

[形式1]

lxrepdrdrp.sh -m { rlp | rlpobj } -k { capture | reflect }

[形式2]

lxrepdrdrp.sh -m mndb -k { capture | reflect }

[機能説明]

指定されたオプションに従い、以下のDRレプリケーション環境を削除します。

• RERUNログ引継ぎファイル

• RLP管理オブジェクト

• RLP（RLMとRLC）

• BC管理スキーマ

本シェルスクリプトは、両システムでそれぞれ実行します。

[オプションの意味]

-m { rlp | rlpobj }

削除するRLP環境を指定します。

rlp ：RLP環境（RLMとRLC）を削除します。
rlpobj ：RLP管理オブジェクトとRERUNログ引継ぎファイルを削除します。

本オプションの値は、シェルスクリプト内で実行するlxrepdrdrpコマンドの-mオプションに指定されます。

-m mndb

BC管理スキーマを削除します。

本オプションの値は、シェルスクリプト内で実行するlxrepdrdrpコマンドの-mオプションに指定されます。

-k { capture | reflect }

操作対象システムを指定します。

capture ：複写元システムで本シェルスクリプトを実行する場合に指定します。
reflect ：複写先システムで本シェルスクリプトを実行する場合に指定します。

本オプションの値は、シェルスクリプト内で実行するlxrepdrdrpコマンドの-kオプションに指定されます。

[シェル変数の意味]

RDBNAME

環境変数RDBNAMEに、RDBシステム名を指定します。
RDBシステム名を付けない運用の場合、環境変数RDBNAMEをunsetします。

RLPNAME

RLP名を指定します。
本変数は、形式1の場合にシェルスクリプト内で実行するlxrepdrdrpコマンドの-pオプションに指定されます。
形式2の場合は省略することができます。

WORKDIR

本シェルスクリプトで一時的に使用する作業ファイルの格納ディレクトリパス名を、32バイト以内の絶対パス名で指定します。
本オプションを省略した場合、“/work”を使用します。本変数は、シェルスクリプト内で実行するlxrepdrdrpコマンドの-wオプションに指定されます。

[復帰値]

0：正常終了
0以外：異常終了

[注意事項]

• -m rlpを指定する場合、Symfoware/RDBが停止している必要があります。

• 形式2および-m rlpobjを指定する場合、Symfoware/RDBが起動されている必要があります。

• 本シェルスクリプトが異常終了した場合、異常終了の原因を取り除いた後、本シェルスクリプトを再実行してください。

• 本シェルスクリプトは、管理者の権限で実行します。

• 本シェルスクリプトは、両システムで実行可能です。