ファイル名
任意(*.*)
使用用途
本ファイルは、opadessyscsvコマンドで-i "filename"オプションを指定したときの"filename"に指定します。
また、opadessyscsvコマンドの-o "filename"オプションを指定したときに"filename"に出力されます。
格納場所
任意
ファイル形式
項目名 | 最大長 | 必須項目 | 値の形式 | 備考 |
---|---|---|---|---|
メッセージ送信先システム | 128 | ○ | 文字列 |
|
接続方法 | 4 | ○ | 選択 | full/part |
パラメタ
メッセージ送信先システムのホスト名またはIPアドレスの定義です。128バイト以内で指定します。
メッセージ送信先システムとの接続方法の定義です。
常時接続を行う場合は「full」、必要時接続を行う場合は「part」を指定します。
参照
注意事項
本ファイルの文字コードは、SJISです。
メッセージ送信先システムは最大4システムまで定義できます。
メッセージ送信先システムとして、自システムのホスト名またはIPアドレスは定義できません。
メッセージ送信先システムとして、重複するホスト名またはIPアドレスは定義できません。
メッセージ送信先システムとして、存在しないホスト名またはIPアドレスは定義できません。
以下の定義はできません。
空白、タブ、改行だけの定義。
行の先頭に空白、タブが存在する定義。
カンマ','の前後に空白、タブが存在する定義。
行の最後に空白、タブが存在する定義。
opadessyscsvコマンドで-i filename"オプションを指定する場合(本ファイルを入力ファイルとして使用する場合)、定義情報がない(0バイト)ファイルを指定したときは、コマンド実行システムのメッセージ送信先システム定義をすべて削除します。
opadessyscsvコマンドで-o "filename"オプションを指定する場合(本ファイルが出力される場合)、コマンド実行システムにメッセージ送信先システム定義が存在しないときは、空(0バイト)のファイルが出力されます。
本ファイルは、mppolcollect(ポリシー情報移出コマンド)により出力された「通信環境定義メッセージ送信先システムポリシーファイル」のファイルの形式・パラメタと同じになります。
イベント通知先を運用管理サーバにした場合
運用管理サーバに対してイベント通知先を設定すると、Systemwalkerコンソール上に自システムのノードが自動登録され、ノードプロパティ項目も自動設定されます。
自動設定されるノードプロパティ項目の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 解説書”の“構成情報一覧”の“ノードプロパティ項目”に記載されている“イベント通知”の項目を参照してください。
通知先にDNS名を指定した場合
DNS名を指定した場合、DNSサーバがダウンすると通知先にイベントが通知できず、運用管理サーバで異常が監視できなくなる場合があります。
この場合、DNSサーバには、Systemwalker Centric ManagerをインストールしてDNSサーバを監視対象に含めることをおすすめします。また、運用管理サーバ上でサービス稼働監視スクリプトを実行すると、DNSサーバのDOMAINサービスの稼働状態を監視することができます。サービス稼働監視スクリプトの詳細については、“Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド”の“サービス稼働監視”を参照してください。
使用例
"unkan.fujitsu.com","part" "10.20.30.40","full"