ファイル名
任意(*.*)
使用用途
操作制御マネージャ起動条件ファイルに記述した操作の判定方法等の情報を、Systemwalkerコンソールを表示する端末ごとに設定する定義ファイルです。
本ファイルは、idorcagent(操作制御エージェント起動条件ファイル作成コマンド)の入力ファイルとして指定します。
格納場所
任意
ファイル形式
本ファイルは、エディタを使用して以下の形式で作成します。
1レコード1040桁(バイト)以内で作成します。
#以降はコメントとみなされます。
キーワードと「=」の間には空白を入れず、連続して記述します。
common_user=n interval=-1 hide_id=n |
パラメタ
複数のSystemwalkerコンソールに対して操作の保護を行う場合、有効となるユーザ名の保存方法を指定します。省略した場合、「n」で動作します。
Systemwalkerコンソールで共通のユーザ名を使用します。
Systemwalkerコンソールごとのユーザ名を使用します。
入力したユーザ名が有効な期間(秒)を指定します。以下の値を指定します。省略した場合、操作制御マネージャ起動条件記述ファイルで登録したintervalパラメタの値で動作します。「common_user=y」(Systemwalkerコンソールで共通のユーザ名を使用する)を指定した場合、パラメタを省略できません。
Systemwalkerコンソールで操作の判定が必要な操作を行うたびに、ユーザ名/パスワードの入力が必要です。
Systemwalkerコンソールで操作の判定が必要な操作については、“操作制御機能の対象となるメニュー/操作”を参照してください。
入力したユーザ名は、[コンソール操作制御 [状態表示]]アイコンで「ユーザーを無効にする」操作がされるまで有効です。
Systemwalkerコンソールで操作の判定が必要な操作を行ってから、ユーザ名を無効とするまでの時間を秒単位で指定します。指定した時間が経過した後でSystemwalkerコンソールで操作を行うと、[コンソール操作制御[操作の判定]]ダイアログが表示され、再度、ユーザ名の入力が必要となります。
Systemwalkerコンソールで操作の判定が必要な操作については、“操作制御機能の対象となるメニュー/操作”を参照してください。
入力したユーザ名を隠す(「*」表示にする)場合に指定します。省略した場合、操作制御マネージャ起動条件記述ファイルで登録したhide_idパラメタの値で動作します。
[コンソール操作制御[操作の判定]]ダイアログのユーザ入力域に入力される文字列を「*」で表示します。
[コンソール操作制御[ユーザ名を無効]]ダイアログ、[コンソール操作制御[ユーザ名を設定]]ダイアログ、および[コンソール操作制御[状態表示]]ウィンドウに表示するユーザ名を「********」と表示します。
入力したユーザ名をそのまま表示します。
参照
注意事項
コンソール操作制御の運用が「ログインIDでの操作の保護」機能を使用する場合、本ファイルによる設定は必要ありません。
パラメタの値をすべて省略値で運用する場合、本ファイルによる設定は必要ありません。
使用例
common_user=n # ユーザ名の保存方法 interval=-1 # ユーザ名の有効期間 hide_id=n # ユーザ名の表示
サンプルファイルの格納場所
運用管理クライアントに、操作制御エージェント起動条件記述ファイルのサンプルが格納されています。任意のディレクトリにコピーし、システムの運用方法に合わせてカスタマイズすることで、操作制御エージェント起動条件記述ファイルを作成できます。
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\MpOrCtrl\sample\sample1_agent.txt |