ファイル名
任意.+@(*.+@)
使用用途
運用中にファイル名を変更する運用を行っているアプリケーションのログファイルを監視する場合に使用する定義方法です。例えば1日ごとにファイルが作成されるアプリケーションのログを監視することが可能となります。
本機能はログファイル監視、共有ディスクファイル監視ともに有効です。
なお、本ファイルはログファイル監視拡張コマンドまたは共有ディスクファイル監視拡張コマンドをあわせて使用することで監視が可能となります。
設定は、監視ログファイルを記述する箇所に、「.+@」で終わるファイル名で定義をすることで本機能のファイルであることを表します。
定義例)
【Windows版】
c:\app\logfile.+@
【UNIX版】
/var/log/logfile.+@
上記定義したファイルの中に実際の監視対象ログファイル名を記述します。ログファイルが切り替わった時に記述したファイル名を書き換えることで、監視対象ファイルを変更します。
監視対象ファイル切り替え時の手順は以下のように行います。
ファイル監視/共有ディスクファイル監視機能の一時停止
上記ファイルに記述した監視対象ファイル名を新たなファイル名に変更
ファイル監視/共有ディスクファイル監視機能を再開
格納場所
本ファイルの格納場所は任意です。
ただし、ログファイル監視機能で使用する場合は共有ディスク以外の場所に、共有ディスクファイル監視機能で使用する場合は共有ディスク上に格納してください。
ファイル形式
【Windows版】
c:\aaa\bbb\ccc\ddd
実際の監視対象ファイルを1行目にフルパスで記述します。(c:\aaa\bbb\ccc\ddd)
2行目以降は無視します。
【UNIX版】
/aaa/bbb/ccc/ddd
実際の監視対象ファイルを1行目にフルパスで記述します。(/aaa/bbb/ccc/ddd)
2行目以降は無視します。
パラメタ
【Windows版】
c:\aaa\bbb\ccc\ddd
【UNIX版】
/aaa/bbb/ccc/ddd
実際の監視対象ファイルを記述します。
参照
注意事項
監視対象のファイル名はフルパスで記述してください。
ファイル監視で定義した「.+@」で終わるファイルが存在しない場合、また、監視ファイル名格納ファイルの1行目が空白、タブ文字、NULLだけの場合はファイルの監視は行いません。
運用中に変更した場合はファイル監視機能の一時停止後再開するか、Systemwalkerの再起動後に定義内容が反映されます。