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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

2.3.49 イベントログ監視設定ファイル

ファイル名

opaevt

使用用途

本定義を行うことで、以下が可能となります。

これにより、Systemwalkerインストールディレクトリ配下のファイルやフォルダへのアクセスに対して監査を設定している場合、セキュリティイベントログに大量にイベントが出力されるためにSystemwalkerの負荷が高くなったり、遅延が発生することを防ぐことができます。

また、イベントログの監視が必要でない場合に、すべてのイベントログの監視を行わないようにすることも可能です。

本ファイルを定義後、Systemwalkerを再起動することで設定を反映することができます。

なお、本定義によりイベントログの監視状態を変更したときは、すべてのイベントログについて次回Systemwalker起動時よりイベントの監視を行います。

格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpopagt\etc\opaevt

ただし、運用管理サーバでクラスタ運用されている場合は以下になります。

共有ディスク上のSystemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpopagt\etc\opaevt

ファイル形式

ラベル 値

パラメタ

MPOP_EVTLOG_SEC

セキュリティイベントログの監視を行うかどうかを定義します。

以下の値が定義できます。

ON:

セキュリティイベントログを監視対象とします。

OFF:

セキュリティイベントログを監視対象からはずします。

MPOP_ENABLE_EVTLOG:

イベントログの監視を行うかどうかを定義します。

以下の値が定義できます。

ON:

イベントログを監視対象とします。

OFF:

イベントログを監視対象からはずします。

注意事項

使用例1

下記の定義を行うとセキュリティイベントログの監視は行いません。

MPOP_EVTLOG_SEC  OFF

使用例2

MPOP_EVTLOG_SECの定義に誤りがある場合、イベントログに下記のメッセージを出力します。この場合、セキュリティイベントログの監視を行います。

MPOP_EVTLOG_SEC

出力メッセージ(アプリケーションイベントログ)

ソース名:

MpOpagt

種別:

情報

ID:

179説明:

イベントログ監視設定ファイル(FFF)のパラメタ(MPOP_EVTLOG_SEC)の設定に誤りがあります。

補足:

FFFにはイベントログ監視設定ファイルのフルパス名が入ります。

使用例3

以下の定義を行うとすべてのイベントログの監視は行いません。

MPOP_ENABLE_EVTLOG  OFF

使用例4

MPOP_ENABLE_EVTLOGの定義に誤りがある場合、イベントログに下記のメッセージを出力します。この場合、イベントログの監視を行います。

MPOP_ENABLE_EVTLOG

出力メッセージ(アプリケーションイベントログ)

ソース名:

MpOpagt

種別:

情報

ID:

179

説明:

イベントログ監視設定ファイル(FFF)のパラメタ(MPOP_ENABLE_EVTLOG)の設定に誤りがあります。

補足:

FFFにはイベントログ監視設定ファイルのフルパス名が入ります。