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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

2.3.47 ノード変更監視設定ファイル

ファイル名

任意(*.*)

使用用途

ノード変更監視の設定内容を定義するファイルです。本ファイルは、ノード変更監視設定コマンドで設定または出力します。

本ファイルを作成する場合は、まずノード変更監視設定コマンドでファイルに出力し、そのファイルを編集して作成することをおすすめします。

格納場所

任意

ファイル形式

MACアドレス
MACアドレス
    :
MACアドレス

サブネットアドレス
サブネットアドレス
    :
サブネットアドレス

Detect1 = { on | off }
Detect2 = { on | off }
Detect3 = { on | off }
Detect4 = { on | off }
Detect5 = { on | off }
Detect6 = { on | off }

パラメタ

MACアドレス:

ネットワーク接続を許可するMACアドレスを記述します。1行には1つのMACアドレスを記述します。Detect4 が on に設定されている場合だけ有効です。

例)

00:0e:77:ad:22:e3

AF:17:BD:0C:29:2E

e5-12-ad-3b-1f-40

アルファベットの記述は、大文字/小文字を問いません。

区切り文字は、:(コロン)または-(ハイフン)です。

各オクテットは16進表記で、各先頭の0(ゼロ)は省略可能です。

サブネットアドレス:

監視対象のサブネットアドレスを記述します。1行には1つのサブネットアドレスを記述します。本パラメタを省略した場合、すべてのサブネットアドレスが監視対象となります。

例)

10.71.238.0

010.108.049.000

ゼロサプレスの有無は問いません。

Detect1:

ノードが新規登録されたことをメッセージ通知する場合は on 、通知しない場合は off と記述します。省略した場合は、本パラメタの現在の設定を変更しません。

通知されるメッセージは次の形式です。

MpFwdetect: WARNING: 70000001: 新しいノードを検出しました。(XXX.XXX.XXX.XXX)
Detect2:

代表インタフェースのIPアドレスが変更されたことをメッセージ通知する場合は on 、通知しない場合は off と記述します。省略した場合は、本パラメタの現在の設定を変更しません。

通知されるメッセージは次の形式です。

MpFwdetect: WARNING: 70000002: IPアドレスが変更されました。(XXX.XXX.XXX.XXX->YYY.YYY.YYY.YYY)
Detect3:

ノードが削除されたことをメッセージ通知する場合は on 、通知しない場合は off と記述します。省略した場合は、本パラメタの現在の設定を変更しません。

通知されるメッセージは次の形式です。

MpFwdetect: WARNING: 70000003: ノードが削除されました。(ホスト名, XXX.XXX.XXX.XXX)
Detect4:

ネットワーク接続を許可されていないMACアドレスが検出されたことをメッセージ通知する場合は on 、通知しない場合は off と記述します。省略した場合は、本パラメタの現在の設定を変更しません。

通知されるメッセージは次の形式です。

MpFwdetect: ERROR: 70000004: 許可されていないMACアドレスを検出しました。(MACアドレス,XXX.XXX.XXX.XXX)
Detect5:

MACアドレスが未検出であるノードが新規登録されたことをメッセージ通知する場合は on 、通知しない場合は off と記述します。省略した場合は、本パラメタの現在の設定を変更しません。

通知されるメッセージは次の形式です。

MpFwdetect: WARNING: 70000005: MACアドレスが不明なノードを検出しました。(XXX.XXX.XXX.XXX,代表インタフェース)
Detect6:

SNMPエージェントが応答しないことをメッセージ通知する場合は on 、通知しない場合は off と記述します。省略した場合は、本パラメタの現在の設定を変更しません。

通知されるメッセージは次の形式です。

MpFwdetect: WARNING: 70000006: ノードのSNMPエージェントからの応答がありません。(XXX.XXX.XXX.XXX)

参照

mpfwdset(ノード変更監視定コマンド)

注意事項

所定のパラメタに該当しない記述は、コメント行として扱われます。

使用例

ファイルの記述例

# MAC address where network connection is permitted
00:0e:77:31:22:e0
00:0e:77:31:22:e3
07:20:5a:f5:69:2d
50:bd:cf:00:19:ea
00:0e:77:31:22:f5

# Subnet address to be observed
10.124.3.0
10.34.201.0
172.100.69.128

# New registration of node
Detect1 = on

# IP address change of main interface
Detect2 = on

# Deletion of node
Detect3 = off

# Detection of MAC address not permitted
Detect4 = on

# Undetection of MAC address
Detect5 = on

# No reply of SNMP Agent
Detect6 = off