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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.98 maketoken(トークン生成コマンド)

機能説明

本コマンドは、トークンを生成してスロットに組み込みます。

トークンに設定するSO-PIN、ユーザPINの入力を対話的に行います。

指定可能なオプションを以下に示します。

本コマンドの実行により、デバイスモデルがFLM03のトークンが生成されます。

起動中のアプリケーションプログラムにおいて、生成したトークンを有効にするためには、アプリケーションプログラム再起動が必要です。

記述形式

maketoken

[ -d Slot-directory ] -s SlotID [ -t TokenLabel ]

オプション

-d Slot-directory :

スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。

指定したスロット情報ディレクトリが存在しない場合はエラーとなり、コマンドは異常終了します。

-s SlotID :

生成するトークンの組み込み先スロットをスロットID(SlotID)で指定します。

makeslotコマンドを実行したときに表示されたスロットIDを指定してください。

-t TokenLabel :

生成したトークンに設定するトークンラベル(TokenLabel)を、32文字以内で指定します。

トークンラベルは、トークンを識別するための文字列の情報です。

32文字に満たない場合は空白が埋められます。

空白文字を文字列の先頭に指定することはできません。

省略した場合は、Token+スロット番号の下位2桁(スロット番号が1の場合は、Token01)が指定されたものとみなします。

コマンド格納場所

64bit版のWindows

%ProgramFiles%\SecurecryptoLibraryR64\PROGRAM\bin

64bit版以外のWindows

%ProgramFiles%\SecurecryptoLibraryR\PROGRAM\bin

Solaris

/opt/FJSVsclr/bin

64bit版のLinux

/opt/FJSVsclr64/bin

64bit版以外のLinux

/opt/FJSVsclr/bin

注意事項

使用例

【Windows】

maketoken -d d:\sslenv\slot -s 1 -t token
Slot-password: (注1)
New SO-PIN for token: (注2)
Retype: (注2)
New User-PIN for token: (注3)
Retype: (注3)

【Solaris/Linux】

# maketoken -d /export/home/slot -s 1 -t token
Slot-password: (注1)
New SO-PIN for token: (注2)
Retype: (注2)
New User-PIN for token: (注3)
Retype: (注3)
注1)

makeslotコマンド実行時に入力した、スロットパスワードを入力します。表示はされません。

注2)

トークンにSO-PIN(管理者のPIN)を設定するため、入力します。表示はされません。

注3)

トークンにユーザPINを設定するため、入力します。表示はされません。