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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.97 makeslot(スロット生成コマンド)

機能説明

本コマンドはスロットを生成します。

スロットに設定するスロットパスワードを対話形式で入力します。

設定したスロットパスワードは、トークンを生成して組み込みを行う際に必要となります。

スロットの生成に成功した場合、生成したスロットのスロットIDを出力します。スロットIDは、スロットを識別するための情報で、次に実行するmaketokenコマンドで指定します。

記述形式

makeslot

[ -d Slot-directory ] [ -NewSlotpasswd NewSlot-password ]

オプション

-d Slot-directory :

鍵を管理するslotを格納するディレクトリ名をフルパスで指定します。ここで指定したスロット情報ディレクトリは、maketoken、cmsetenvコマンドを実行するときにも指定してください。

-NewSlotpasswd NewSlot-password :

本オプションは指定しないでください。

コマンド格納場所

64bit版のWindows

%ProgramFiles%\SecurecryptoLibraryR64\PROGRAM\bin

64bit版以外のWindows

%ProgramFiles%\SecurecryptoLibraryR\PROGRAM\bin

Solaris

/opt/FJSVsclr/bin

64bit版のLinux

/opt/FJSVsclr64/bin

64bit版以外のLinux

/opt/FJSVsclr/bin

注意事項

使用例

【Windows】

> makeslot -d d:\sslenv\slot
New Slot-password: (注)
Retype: (注)
makeslot: Succeeded. New Slot-ID is 1.

【Solaris/Linux】

# makeslot -d /export/home/slot
New Slot-password: (注)
Retype: (注)
makeslot: Succeeded. New Slot-ID is 1.
注)

入力したスロットパスワードは表示されません。