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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.75 drmspull(インベントリ情報の取り出しコマンド)

機能説明

本コマンドは、指定したサーバでインベントリ情報を収集し、取り出しを行います。

記述形式

drmspull

-a inv -m インベントリ収集先サーバ名 [-H own|other]

オプション

-a inv:

本コマンドの機能を定義します。本オプションは「inv」と指定します。

-m インベントリ収集先サーバ名:

インベントリ収集するサーバのあて先システム名を指定します。

Windows版の場合、インベントリ収集先サーバ名は、ASCII(128文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。

UNIX版の場合、インベントリ収集先サーバ名は、ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)またはシフトJIS(64文字以内)で指定します。ただし、LinuxでシフトJISは指定できません。

インベントリ収集先サーバ配下にクライアントのインベントリ情報が存在する場合は、クライアントのインベントリ情報の取り出しも行います。

-H own|other:

インベントリ収集先のシステムが、運用管理サーバ配下のサーバ(隣接サーバ)か、サーバ配下のサーバ(非隣接サーバ)かを指定します。

own:

隣接サーバのシステムに対してインベントリ収集します。

other:

非隣接サーバのシステムに対してインベントリ収集します。

本オプションを省略した場合、「own」が指定されたものとみなします。

復帰値

0:成功

取り出し処理が正常に終了しました。

3:処理継続不可能な使用者エラー

通信エラーが発生しました。取り出し処理ができません。

オプションの指定に誤りがあります。

4:プログラム・エラー

システムにエラーが発生しました。取り出し処理ができません。

参照

資源配付/イベントリ管理用コマンド(サーバ用)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

使用例

あて先システム名を「SERV1」にあるインベントリ情報の取り出しを行います。

drmspull -a inv -m SERV1

実行結果/出力形式

復帰値を参照してください。