Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.34 cmmkenv(証明書/鍵管理環境初期化コマンド)

機能説明

証明書/鍵管理環境の運用で必要なディレクトリを作成し、初期設定します。

記述形式

cmmkenv

Environment-directory [-fromdir ValidCert-directory,CRL-directory] -todir ValidCert-directory,CRL-directory

オプション

Environment-directory

運用管理ディレクトリ名(Environment-directory)をフルパスで指定します。

-fromdir ValidCert-directory,CRL-directory

本オプションは指定しないでください。

-todir ValidCert-directory,CRL-directory

新規に一般ファイルを運用する場合のディレクトリ名を指定します。すでに証明書情報が存在するディレクトリを指定した場合にはエラーとなります。

ValidCert-directory ：

証明書のディレクトリをフルパスで指定します。

CRL-directory ：

CRLのディレクトリをフルパスで指定します。

参照

SSL暗号化通信用コマンド

コマンド格納場所

Windows	%CommonProgramFiles%\Fujitsu Shared\F3FSSMEE
Solaris	/opt/FJSVsmee/bin
64bit版のLinux	/opt/FJSVsmee64/bin
64bit版以外のLinux	/opt/FJSVsmee/bin

注意事項

• 本コマンドで指定した運用管理ディレクトリ名は、他のコマンドを実行するときにも指定してください。以下のコマンドが該当します。

  • cmdspcert

  • cmentcert

  • cmentcrl

  • cmentpfx

  • cmlistcert

  • cmlistcrl

  • cmmakecsr

  • cmmkpfx

  • cmrmcert

  • cmsetenv

• -todirに指定するValidCert-directoryとCRL-directoryは必ずコンマ(,)で区切りってください。空白などは使用できません。

  例)

  -todir /export/home/SSL/sslcert/cert,/export/home/SSL/sslcert/crl

• -todirに指定するValidCert-directoryとCRL-directoryに同一ディレクトリを指定することはできません。