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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.35 cmmkpfx(PKCS#12(PFX)データファイル出力コマンド)

機能説明

cmmkpfxコマンドは、指定されたニックネームに対応するEE証明書(経路中の証明書も含む)、および秘密鍵を証明書管理環境および鍵管理環境より取り出し、PKCS#12(PFX)データファイルを出力します。

なお、トークンをアクセスするためのUserPINおよびPKCS#12(PFX)データを暗号化するPasswordの入力は対話的に行います。空白文字は指定できません。

記述形式

cmmkpfx

FileName [-ed Environment-directory] {-sn slotID|-tl TokenLabel}
-nn NickName [-eeonly]

オプション

FileName :

PKCS#12(PFX)データを格納するファイル名(FileName)をフルパスで指定します。

-ed Environment-directory :

運用管理ディレクトリ名(Environment-directory)をフルパスで指定します。

省略された場合、環境変数「CMIPATH」に設定されている情報が有効となります。

-sn SlotID :

証明書、および鍵が存在するトークンのスロットID(SlotID)を指定します。

-tl TokenLabel :

証明書、および鍵が存在するトークンに設定されているTokenLabelを指定します。

複数同じラベルがあるとエラーになります。

-nn NickName :

ニックネーム(NickName)を指定します。

-eeonly :

経路中の証明書を含めないPKCS#12(PFX)データを作成する場合に指定します。(ニックネームで指定された証明書と、それに対応する秘密鍵のみが取り出されます。)

本オプションを指定して作成されたPKCS#12(PFX)データを他の環境に登録する場合、経路中の証明書(ルートCA証明書など)は別の手段で登録しておく必要があります。

参照

SSL暗号化通信用コマンド

コマンド格納場所

Windows

%CommonProgramFiles%\Fujitsu Shared\F3FSSMEE

Solaris

/opt/FJSVsmee/bin

64bit版のLinux

/opt/FJSVsmee64/bin

64bit版以外のLinux

/opt/FJSVsmee/bin

注意事項