機能説明
サイレントインストールの互換機能として、Systemwalker Centric Managerの導入支援機能を使用したサイレントインストールを行います。
富士通ミドルウェア製品共通形式のCSVファイルを用いる場合は、“swcent(サイレントインストールコマンド)”を参照してください。
記述形式
swsilent | -i File [-y] |
オプション
本オプションは以下のとおり指定します。
サイレントインストール情報ファイルをフルパスで指定します。途中に空白を含む場合は、「""」で囲って指定してください。
UNC(Universal Naming Convention)は指定できません。
サイレントインストール情報ファイルを英数字のフルパスで指定します。途中に空白を含む場合は、「""」で囲って指定してください。
UNC(Universal Naming Convention)は指定できません。
サイレントインストール後に自動的にシステムの再起動を行います。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
【Windows版】
Windows(32bit)版 | <インストール媒体>\MAIN\tool\sscmd | |
Windows(64bit)版 | 運用管理サーバ | <インストール媒体>\Server\tool\sscmd |
運用管理クライアント | <インストール媒体>\Client\tool\sscmd |
【UNIX版】
Solaris版 | 運用管理サーバ | <インストール媒体>/Solaris/tool_unx/sscmd |
運用管理クライアント | <インストール媒体>\Client\tool\sscmd | |
Linux版 | 運用管理サーバ | <インストール媒体>/Linux/tool_unx/sscmd |
運用管理クライアント | <インストール媒体>\Client\tool\sscmd |
UNIX版の運用管理クライアント、クライアントの場合は、PCクライアントのインストール媒体に格納されています。
実行に必要な権限/実行環境
【Windows版】
Administrator権限が必要です。
本コマンドは、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバ、運用管理クライアント、クライアントで実行可能です。
【UNIX版】
【Solaris、Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバで実行可能です。
【Windows】
Administrator権限が必要です。
本コマンドは、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
運用管理クライアント、クライアントで実行可能です。
注意事項
本コマンドはサイレントのため、コマンドのオプションエラーの場合は、以下のログに記述しています。
【Windows版】
Windowsディレクトリ\swsilent.log
【UNIX版】
/tmp/swsilent.log
使用例
【Windows版】
指定したインストール情報ファイルでサイレントインストールを行い、インストール後に自動的にシステムの再起動を行います。
<DVDドライブ>\MAIN\tool\sscmd\swsilent -i c:\swinst.ini -y
【UNIX版】
指定したインストール情報ファイルでサイレントインストールを行い、インストール後に自動的にシステムの再起動を行います。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバの場合
<DVDドライブ>/Solaris/tool_unx/sscmd/swsilent.sh -i /work/swinst.ini -y
運用管理クライアント/クライアントの場合
<DVDドライブ>\Client\tool\sscmd\swsilent -i c:\swinst.ini -y