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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.326 swsn_authdef(ServiceNowアクセス情報定義コマンド)

機能説明

ServiceNowアクセス情報の定義を対話形式で行います。

本コマンドは、pyhtonコマンドから呼び出して利用するスクリプトです。

記述形式

python swsn_authdef.py

[-v | -del]

※先頭の"python"は、サポートしているバージョンのpythonコマンドへのパスが設定されている場合の形式です。パスを設定していない場合は、サポートしているバージョンのpythonコマンドをフルパスで指定します。

オプション

なし:

ServiceNowアクセス情報の定義を対話形式で行います。

対話形式で入力するアクセス情報は、以下のとおりです。

入力項目

説明

入力可能な値

User

ServiceNowのユーザ名

1~40バイトの半角英数字/半角記号からなる文字列

Pass

ServiceNowのパスワード

100バイト以内の半角英数字/半角記号からなる文字列

Use Proxy

REST API発行時にプロキシを使用するかどうか

Y/N
※Y:使用する/N:使用しない

Use Proxyが「Y」の場合、入力が必要なアクセス情報(プロキシ情報)は、以下のとおりです。

入力項目

説明

入力可能な値

Server Name

プロキシサーバ名

1~256バイトの半角英数字/半角記号からなる文字列

Port

ポート番号

0~65535

Proxy User ID

プロキシサーバのユーザID

80バイト以内の半角英数字/半角記号(注)からなる文字

注:使用可能な記号は以下のとおり。
' . - _ ! # ^ ~ + = , @

Proxy Pass

プロキシサーバのパスワード

80バイト以内の半角英数字/半角記号(注)からなる文字列

注:使用可能な記号は以下のとおり。
# $ % ^ & * - _ ! + = [ ] { } | \ :  ' , . ? / ` ~ " ( ) ; <>
-v:

現在定義されている以下のServiceNowアクセス情報を表示する場合に指定します。

  • Use Proxy: REST API発行時にプロキシを使用するかどうか(Y/N)

  • Server Name: プロキシサーバ名

  • Port: ポート番号

本オプションは、他オプションと併用できません。

-del:

現在定義されているServiceNowアクセス情報をすべて削除します。

本オプションは、他オプションと併用できません。

復帰値

0:

正常終了

1:

不正なオプション・引数が指定されました。

2:

必要な外部ライブラリがインストールされていません。

3:

動作可能な実行権限を持つユーザではありません。

4:

動作可能なバージョンのSystemwalker Centric Managerがインストールされていません。

5:

動作可能なインストール種別ではありません。

6:

多重起動されました。

7:

ServiceNowアクセス情報が正しく定義されていません。

8:

ServiceNowアクセス情報へのアクセスに失敗しました。

10:

上記以外の異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\bin

Linux

/opt/FJSVfwaos/usr/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows

Linux

注意事項

使用例1

プロキシ接続情報を定義する場合

Windows版】

python C:\Systemwalker\MPWALKER\mpaosfsv\bin\swsn_authdef.py

User: admin
Pass:
Re-enter Pass:
Use Proxy(Y/N): Y
Server Name: proxy.example.com
Port: 8080
Proxy UserID: user
Proxy Pass:
Re-enter Proxy Pass:

Linux版】

python /opt/FJSVfwaos/usr/bin/swsn_authdef.py
User: admin
Pass:
Re-enter Pass:
Use Proxy(Y/N): Y
Server Name: proxy.example.com
Port: 8080
Proxy UserID: user
Proxy Pass:
Re-enter Proxy Pass:

使用例2

プロキシ接続情報を定義しない場合

Windows版】

python C:\Systemwalker\MPWALKER\mpaosfsv\bin\swsn_authdef.py
User: admin
Pass:
Re-enter Pass:
Use Proxy(Y/N): N

Linux版】

python /opt/FJSVfwaos/usr/bin/swsn_authdef.py
User: admin
Pass:
Re-enter Pass:
Use Proxy(Y/N): N

実行結果/出力形式

標準出力に出力されるメッセージは、以下のとおりです。

ServiceNowアクセス情報が定義されており、-vオプションを指定して実行した場合の出力は、以下のとおりです。

ServiceNowアクセス情報が定義されており、-delオプションを指定して実行した場合の出力は、以下のとおりです。

【Windows版】

python C:\Systemwalker\MPWALKER\mpaosfsv\bin\swsn_authdef.py -del
swsn_authdef: INFO: 0001: The command terminated normally.

【Linux版】

python /opt/FJSVfwaos/usr/bin/swsn_authdef.py -del
swsn_authdef: INFO: 0001: The command terminated normally.