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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.323 swrec(操作の録画コマンド)

機能説明

本コマンドは、サーバで行われたすべての操作を記録するコマンドです。本コマンドを実行後、shellプロンプトから「exit」コマンドを入力するまでの間、実行したコマンド、およびコマンドの実行結果を記録します。本コマンドを終了するには「exit」コマンドを入力します。

記録は、録画設定ポリシーに基づき、所定のディレクトリにファイルとして作成されます。該当する録画設定ポリシーがない場合、Linuxの場合は「/var/opt/FJSVsvac/record」配下、Linux以外は「/var/opt/FJSVsvcnt/record」にファイルを作成します。

作成されるファイルは、改ざんを防止するため、操作の内容を暗号化します。ファイル名は以下のとおりです。

日時(年月日時分秒ミリ秒)+"_"+ホスト名+"_"+ユーザ+"_"+実効ユーザ+"_"+プロセスID+".rec"

)
20060110164520312_server_user1_root_24630.rec

また、本コマンドの実行状況は監査ログに記録されます。記録する内容は、以下のとおりです。

監査ログの出力場所、出力形式については、“監査ァイル”参照してください。

Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能を使用すると、監査ログを運用管理サーバに収集することができます。監査ログ管理機能の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”を参照してください。

記述形式

swrec

復帰値

0:

録画しました。

4:

録画または監査ログを記録することができません。

9:

不正なパラメタが指定されました。

99:

内部異常が発生しました。

参照

swplay(録画した操ンド)

監査グファイル

コマンド格納場所

Linux

/usr/bin

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例

操作を録画します。

swrec
Started recording operations.
user1% ls
・・・
user1% vi /export/home/user1/data.txt
・・・
user1% exit
Stopped recording operations.

実行結果/出力形式