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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.322 swplay(録画した操作の再生コマンド)

機能説明

本コマンドは、システム保守作業(承認時に作業を録画するを設定)での操作、またはswrecコマンドを使用して録画した操作を、再生するコマンドです。操作を記録したファイルを指定することによって、ユーザの操作を忠実に再生します。なお、再生中のコマンドは、実際には実行されません。記録した情報を元に、録画したときの実行結果をそのまま表示します。

本コマンドの実行状況は、監査ログに記録されます。記録される内容は、以下のとおりです。

監査ログの出力場所、出力形式については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“監査ログを管理する”を参照してください。

記述形式

swplay

swplay

file

オプション

オプションなし:

本コマンドの使用方法を表示します。

file:

録画したファイルを指定します。

録画記録は、録画設定ポリシーに基づき、所定のディレクトリにファイルとして作成されています。ファイル名は以下のとおりです。

日時(年月日時分秒ミリ秒)+"_"+ホスト名+"_"+ユーザ+"_"+実効ユーザ+"_"+プロセスID+".rec"

)
20060110164520312_server_user1_root_24630.rec

復帰値

0:

正常に再生しました。

1:

本コマンドの使用が許可されていません。

2:

指定したファイルが見つかりません。

3:

指定したファイルは録画記録ではありません。

4:

監査ログを記録することができません。

9:

不正なパラメタが指定されました。

99:

内部異常が発生しました。

コマンド格納場所

Linux

/usr/bin

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例

録画したファイル(20060110164520312_server_user1_root_24630.rec)を再生します。

swplay 20060110164520312_server_user1_root_24630.rec
password%
Resumed replaying the recording file.
user1% ls
…
user1% crontab -e
…
Replayed the recording file.

実行結果/出力形式