機能説明
本コマンドは、SNMPv1形式のトラップを送信します。
記述形式
snmptrap | -a destination-address -g generic-trap -A agent-address [-c snmp-community] [-E enterprise] [-s specific-trap] [-h timestamp] [-m object-name object-type object-value] |
オプション
SNMPトラップの送信先をホスト名またはIPアドレスで指定します。
SNMPトラップの種別を以下の指定値で指定します。
指定値 | SNMP-TRAP 種別 |
---|---|
0 | coldStart |
1 | warmStart |
2 | linkDown |
3 | linkUp |
4 | authenticationFailure |
5 | egpNeighborloss |
6 | enterpriseSpecific |
SNMPトラップの送信元をホスト名またはIPアドレスで指定します。
SNMPトラップのSNMPコミュニティを指定します。
本オプションを省略した場合は、「public」となります。
SNMPトラップ の enterprise を ID で指定します。
本オプションを省略した場合は、「1.3.6.1.4.1 (enterprises)」となります。
SNMPトラップのspecific-trapを整数値で指定します。
SNMPトラップのタイムスタンプを整数値で指定します。
variable-bindingsのオブジェクトを以下のように指定します。
variable-bindingsのオブジェクトをIDで指定します。
variable-bindingsのオブジェクト名に指定した型を以下の指定値で指定します。
指定値 | 型 |
---|---|
-i | Integer |
-o | Octet String |
-D | Display String |
-d | Object Identifier |
-I | IPAddress (HostName or IPaddr) |
-C | Counter |
-G | Gauge |
-T | Time Ticks |
-O | Opaque |
variable-bindingsのオブジェクト名に対応する値を指定します。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpnetmgr\bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバ/運用管理クライアントで実行可能です。
使用例
以下の内容でSNMPトラップを通知します。
通知先IPアドレス: xxx.xxx.xxx.xxx
通知元IPアドレス: yyy.yyy.yyy.yyy
SNMPトラップ種別: enterpriseSpecific
enterprise: 1.3.6.1.4.1.mm.mm.mm
specific-trap: 1
timestamp: 0
ObjectのID: 1.3.6.1.4.1.mm.mm.mm.n
Objectの型: Octet String
Objectの値: test-string
snmptrap -a xxx.xxx.xxx.xxx -A yyy.yyy.yyy.yyy -g 6 -E 1.3.6.1.4.1.mm.mm.mm -s 1 -h 0 -m 1.3.6.1.4.1.mm.mm.mm.n -o test-string