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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.309 snmptrap(SNMPトラップ発行コマンド)【Windows版】

機能説明

本コマンドは、SNMPv1形式のトラップを送信します。

記述形式

snmptrap

-a destination-address -g generic-trap -A agent-address [-c snmp-community] [-E enterprise] [-s specific-trap] [-h timestamp] [-m object-name object-type object-value]

オプション

-a destination-address:

SNMPトラップの送信先をホスト名またはIPアドレスで指定します。

-g generic-trap:

SNMPトラップの種別を以下の指定値で指定します。

指定値

SNMP-TRAP 種別

0

coldStart

1

warmStart

2

linkDown

3

linkUp

4

authenticationFailure

5

egpNeighborloss

6

enterpriseSpecific

-A agent-address:

SNMPトラップの送信元をホスト名またはIPアドレスで指定します。

-c snmp-community:

SNMPトラップのSNMPコミュニティを指定します。
本オプションを省略した場合は、「public」となります。

-E enterprise:

SNMPトラップ の enterprise を ID で指定します。
本オプションを省略した場合は、「1.3.6.1.4.1 (enterprises)」となります。

-s specific-trap:

SNMPトラップのspecific-trapを整数値で指定します。

-h timestamp:

SNMPトラップのタイムスタンプを整数値で指定します。

-m:

variable-bindingsのオブジェクトを以下のように指定します。

object-name:

variable-bindingsのオブジェクトをIDで指定します。

object-type:

variable-bindingsのオブジェクト名に指定した型を以下の指定値で指定します。

指定値

-i

Integer

-o

Octet String

-D

Display String

-d

Object Identifier

-I

IPAddress (HostName or IPaddr)

-C

Counter

-G

Gauge

-T

Time Ticks

-O

Opaque

object-value:

variable-bindingsのオブジェクト名に対応する値を指定します。

復帰値

0:

正常終了

0以外

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpnetmgr\bin

実行に必要な権限/実行環境

使用例

以下の内容でSNMPトラップを通知します。