機能説明
本コマンドは、Systemwalker Centric Manager運用管理サーバで、DB情報の整合性を確保します。
Windows版の場合、本コマンドは、SystemWalker/CentricMGR V10.0L10以前との互換のためだけに残されています。本バージョンでは、このコマンドを使用せず、新しい手順に従って作業を行ってください。手順の詳細については、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。
記述形式
【Windows版】
premprs | ドライブ名:ディレクトリ名 [/Ca|/Cs] |
【UNIX版】
premprs | -b ディレクトリ名 |
オプション
【Windows版】
退避先ハードディスクのドライブ名を指定します。
退避先ディレクトリ名を指定します。
クラスタの現用マシンをプレリストアします。本オプションを省略した場合は、クラスタ以外のマシンをプレリストアします。
クラスタの待機系マシンをプレリストアします。本オプションを省略した場合は、クラスタ以外のマシンをプレリストアします。
【UNIX版】
退避先ディレクトリ名を指定します。
復帰値
正常終了
エラー
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\MpFwbs\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
クラスタ環境と非クラスタ環境では、バックアップデータを流用できません。
運用管理サーバ以外の復元手順ではプレリストアは不要です。
【Windows版】
運用管理サーバのリストアをする場合には、先にプレリストアが実行されていなければなりません。この場合、リストアとプレリストアは、同じバックアップ版を使用します。
【Solaris版/Linux版】
運用管理サーバではインストール後MpFwSetupによりSystemwalker Centric Managerの環境を構築する前に実行してください。
使用例
【Windows版】
C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\MpFwbs\bin\premprs C:\BACKUPDATA
【Solaris版/Linux版】
/opt/systemwalker/bin/premprs -b /BACKUPDATA