機能説明
返答メッセージ機能(Open ReplyMessageサービス)を起動・停止します。停止には、即時停止するオプションと、返答完了を待ち合わせて停止するオプションがあります。
記述形式
ORMsvr.sh | start|stop|contstop |
オプション
返答メッセージ機能を起動します。
返答メッセージ機能を、即時停止します。
このとき、返答要求を実施しているORMRequest APIは、PR_STOP(-3)で復帰します。
返答メッセージ機能を、停止します。ただし、返答要求を実施している場合、その返答が完了するのを待ち合わせます(緩和停止と呼びます)。返答待ちになっている返答要求がある場合、要求元名・返答要求メッセージの一覧をコマンドの結果として出力します。
緩和停止中は、新たな返答要求を行うことはできません。緩和停止中にORMRequest APIが呼び出された場合、APIはPR_ERR_ORMSTOP(-26)で復帰します。
コマンド格納場所
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
注意事項
contstopオプションで、返答メッセージサービスを停止する場合、本シェルはサービスの停止を待ち合わせません(シェルが終了しても、サービスは実行している場合があります)。
サービス停止を確認する場合は、返答要求一覧コマンド(ORMReqList)を実行し、「ORMサービスが起動していません」とメッセージが表示されることを確認する必要があります。その場合、返答要求一覧コマンドは復帰コード(211)で復帰します。
使用例1
返答メッセージサービスを起動します。
/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh start
使用例2
返答メッセージサービスを停止します。
/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh stop
使用例3
返答メッセージサービスを緩和停止します。
/opt/systemwalker/bin/ORMsvr.sh contstop