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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.272 opaloginf(メッセージログ情報表示コマンド)

システム監視機能では、メッセージログ情報を参照するために、「メッセージログ情報表示コマンド」を提供しています。

本コマンドは、メッセージログに関する情報を標準出力に出力します。

機能説明

メッセージログに関する情報を標準出力に出力します。メッセージログの利用状態が正常であるか、どのDSI、またはファイルをバックアップするかを確認するために用います。

記述形式

opaloginf

[-o filename]

オプション

-o filename:

メッセージログ情報を出力するファイル名を指定します。省略した場合、標準出力に出力します。

復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了

参照

イベント視用コマンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\bin

UNIX

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

実行結果/出力形式

標準出力に、メッセージログ情報が以下の形式で出力されます。ここでは、コマンドを実行した時点のメッセージログの情報が表示されます。

運用管理サーバ上で実行した場合

Maximum number message Log DSI:8
Total number of message : 6401
Message Log DB size : 20MB 

 DSIKEY    START DATE/TIME    NUMBER OF DATA    STATUS
  01                                                  FORMAT
  02     1999/02/10 03:01:02          1025            FULL
  03     1999/03/23 02:32:01          1102            FULL
  04     1999/04/13 17:48:23           912            FULL
  05     1999/05/10 23:19:48          1098            FULL
  06     1999/06/19 20:24:12          1038            FULL
  07     1999/07/20 00:38:21          1098            FULL
  08     1999/08/27 06:12:47           128            USE

それぞれのラベル内容について、以下に説明します。

Maximum number message log DSI:

作成されるメッセージログDSI最大数

Total number of message:

メッセージログDBに格納されているメッセージ数

Message log DB size:

メッセージログのDBサイズ

DSIKEY:

メッセージログDSI KEY

START DATE/TIME:

メッセージログが最初に書き込まれた日付および時刻

NUMBER OF DATA:

メッセージログDSIの現在のデータ格納数

STATUS:

メッセージログDSIの状態

FULL:

使用済

USE:

使用中

FORMAT:

format済

業務サーバ上で実行した場合

ログファイル最大数 : 10
1ログファイルあたりのデータ格納数 : 255
格納ディレクトリ名 : /var/opt/FJSVsagt/log

   ファイル番号       登録開始日時           格納数
         02         12/04/06 21:34:00       255/   255
         03         12/04/07 11:31:00       255/   255
         04         12/04/08 01:35:00       255/   255
         05         12/04/08 15:48:00       255/   255
         06         12/04/09 05:19:00       255/   255
         07         12/04/09 19:02:00       255/   255
         08         12/04/10 08:44:00       255/   255
         09         12/04/10 22:20:00       255/   255
         10         12/04/11 11:35:00       255/   255
         xx         12/04/12 00:18:00       198/   255

それぞれのラベル内容について、以下に説明します。

ログファイル最大数:

作成するメッセージログファイル数の最大値([通信環境定義]で設定した値)

1ログファイルあたりのデータ格納数:

1メッセージログファイルあたりの格納メッセージ数([通信環境定義]で設定した値)

格納ディレクトリ名:

メッセージログファイルが格納されているディレクトリ名([通信環境定義]で設定した値)

ファイル番号:

メッセージログファイル番号

XXは、現在使用中のファイルを示します。

登録開始日時:

メッセージログファイルが作成された日付、および時刻

格納数:

メッセージログファイルの現在の格納データ数/最大格納数