機能説明
運用管理サーバで、システム監視のAPIの利用について「利用できる」または「利用できない」に設定します。
また、アプリケーションがシステム監視のAPIでデータ取得するときに使用するバッファのサイズを変更します。
システム監視のAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIを利用するときだけ関係します。
記述形式
Mpsas_servset | {MSGSTAT|EVTSTAT} {1|0} | {MSGNUM|EVTNUM} バッファサイズ |
オプション
監視メッセージのAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIの利用について設定します。以下のAPIが該当します。
Mp_OpenMsg()
Mp_ReadMsg()
Mp_GetMsgMap()
Mp_CloseMsg()
Mp_OpenMsg()
Mp_ReadMsg()
Mp_CloseMsg()
監視イベントのAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIの利用について設定します。以下のAPIが該当します。
Mp_OpenEvent()
Mp_ReadEvent()
Mp_GetEventMap()
Mp_CloseEvent()
Mp_OpenEvent()
Mp_ReadEvent()
Mp_CloseEvent()
「利用できる」に設定します。
「利用できない」に設定します。
MSGSTATオプションで設定できる監視メッセージのAPIについて、バッファサイズを設定します。
EVTSTATオプションで設定できる監視イベントのAPIについて、バッファサイズを設定します。
2000から32767までの数値でバッファサイズを指定します。初期値は2000です。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
本コマンドは、Systemwalker Centric Managerを停止してから実行してください。次にSystemwalker Centric Managerを起動したときに設定が反映されます。
Systemwalker Centric Manager動作中に本コマンドを実行した場合、プロセス監視機能にてプロセス「Mpsas_server」が起動していない旨のエラーが通知される場合があります。この場合、すぐにSystemwalker Centric Managerを再起動してください。
【Solaris/Linux】
本コマンドの実行時は、環境変数LD_LIBRARY_PATHに「/opt/systemwalker/lib」を設定してください。
使用例1
監視イベントのAPIを利用できるように設定します。
Mpsas_servset EVTSTAT 1
使用例2
監視メッセージのAPIを利用できないように設定します。
Mpsas_servset MSGSTAT 0