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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.239 Mpsas_servset(システム監視API設定コマンド)

機能説明

運用管理サーバで、システム監視のAPIの利用について「利用できる」または「利用できない」に設定します。

また、アプリケーションがシステム監視のAPIでデータ取得するときに使用するバッファのサイズを変更します。

システム監視のAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIを利用するときだけ関係します。

記述形式

Mpsas_servset

{MSGSTAT|EVTSTAT} {1|0} | {MSGNUM|EVTNUM} バッファサイズ

オプション

MSGSTAT:

監視メッセージのAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIの利用について設定します。以下のAPIが該当します。

【Windows】

Mp_OpenMsg()

Mp_ReadMsg()

Mp_GetMsgMap()

Mp_CloseMsg()

【Solaris/Linux】

Mp_OpenMsg()

Mp_ReadMsg()

Mp_CloseMsg()

EVTSTAT:

監視イベントのAPIのうち、リアルタイムに読み出すAPIの利用について設定します。以下のAPIが該当します。

【Windows】

Mp_OpenEvent()

Mp_ReadEvent()

Mp_GetEventMap()

Mp_CloseEvent()

【Solaris/Linux】

Mp_OpenEvent()

Mp_ReadEvent()

Mp_CloseEvent()

1:

「利用できる」に設定します。

0:

「利用できない」に設定します。

MSGNUM:

MSGSTATオプションで設定できる監視メッセージのAPIについて、バッファサイズを設定します。

EVTNUM

EVTSTATオプションで設定できる監視イベントのAPIについて、バッファサイズを設定します。

バッファサイズ:

2000から32767までの数値でバッファサイズを指定します。初期値は2000です。

復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

注意事項

【Solaris/Linux】

使用例1

監視イベントのAPIを利用できるように設定します。

Mpsas_servset EVTSTAT 1

使用例2

監視メッセージのAPIを利用できないように設定します。

Mpsas_servset MSGSTAT 0