機能説明
PRIMEQUESTの筐体とパーティションの関係をツリーとして登録します。
コマンドを実行すると、ノード管理ツリー上にPRIMEQUESTの筐体ごとにフォルダを作成され、そのフォルダ配下に筐体内に存在するパーティションノードが登録されます。
登録するノード管理ツリーはコマンド実行前に作成してください。
対象のノードは以下の条件を満たしているノードです。
対象となるPRIMEQUESTのMMB、およびパーティションのノードは、事前に基本ツリー配下に存在していること。また、監視マップを構成するMMBノードのマシン種別は、事前に「MMB」と設定されていること。
MMBのパーティション情報のMIBを運用管理サーバから取得できること。
筐体のsysNameには一意の値を指定すること。
記述形式
mpnmpqmap | -t ノード管理ツリー名 |
オプション
対象のノードを登録するノード管理ツリー名を指定します。
復帰値
正常終了
システム異常
通信異常
その他のエラー
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
ノード管理ツリーには、筐体ごとにsysNameの名前でフォルダが登録されます。
すでにノード管理ツリーに登録されている筐体については、登録を行いません。
筐体に変更があった場合は、ノード管理ツリーから該当フォルダを削除し、再度コマンドを実行してください。
筐体のsysNameを変更した場合は、「既存ノードの更新」として、ノード検出を実施してください。
本コマンドはSNMPv1、SNMPv2Cに対応しています。SNMPv3の場合、パーティションの登録を行いません。
使用例
「管理ツリー1」という名前のノード管理ツリーに登録する場合の使用例です。
【Windows版】
mpnmpqmap -t 管理ツリー1
【Solaris版/Linux版】
/opt/systemwalker/bin/mpnmpqmap -t 管理ツリー1
実行結果/出力形式
警告メッセージ、エラーメッセージを以下のログファイルに出力します。
【Windows版】
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpnetmgr\log\mpnmpqmap.txt |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVfwnm/log/mpnmpqmap.txt |