機能説明
インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集を行うときの接続環境を変更します。
記述形式
cmcntagl | { [-o <hostname>] | [-u <upper_server>] } |
オプション
自身のホスト名、またはIPアドレスを指定します。
接続先となる上位サーバのホスト名、またはIPアドレスを指定します。上位サーバは、インベントリデータベースが構築済みの運用管理サーバである必要があります。
オプションを省略すると、現在の設定内容が表示されます。
復帰値
正常終了
パラメタエラー
権限異常
環境異常
予期せぬエラー
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompcl |
Solaris | /opt/FJSVsivag/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows版】
ローカルのAdministrator権限が必要です。
運用管理サーバまたは部門管理サーバで実行できます。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバまたは部門管理サーバで実行できます。
注意事項
本コマンドの二重起動はできません。
Systemwalker Centric Managerが起動している状態で実行してください。停止している状態で実行すると、異常終了することがあります。
インストールレス型エージェント監視機能によるインベントリ収集を実施していない環境で実行した場合、復帰値は0となり、標準出力には何も表示されません。
使用例1
自ホスト名をSV1に変更します。
【Windows】
C:\>C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\mpcompcl\cmcntagl -o SV1 Hostname : SV1 Upper Server : SV10
【UNIX】
# /opt/FJSVsivag/bin/cmcntagl -o SV1 Hostname : SV1 Upper Server : SV10
使用例2
上位サーバ名をSV20に変更します。
【Windows】
C:\>C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\mpcompcl\cmcntagl -u SV20 Hostname : SV1 Upper Server : SV20
【UNIX】
# /opt/FJSVsivag/bin/cmcntagl -u SV20 Hostname : SV1 Upper Server : SV20
実行結果/出力形式
以下の内容が標準出力または標準エラー出力に出力されます。
復帰値 | 内容 |
---|---|
0 | 使用例にある通り、コマンド実行後の設定内容が表示されます。 |
1 | USAGE: cmcntagl [-o <hostname>] [-u <upper_server>] |
2 | ERROR: Failed to confirm execution privileges. Logon the local computer with the user who has Administrator privileges and execute again. Or check whether or not there is a problem in the system and then execute again. |
3 | ERROR: Not supported environment. |
9 | ERROR: Unexpected error. (%s) |