機能説明
ノード登録時に所属するサブネットフォルダを自動で作成することができます。自動で作成するサブネットフォルダのサブネットマスクとSNMPコミュニティ名を本コマンドで定義します。
また、自動作成を停止することもできます。
定義するプロパティ情報は以下のとおりです。
サブネットマスク
SNMPコミュニティ名
記述形式
mpcmsubnet | [-i on|off] | [-m SubnetMask] | [-c SNMPCommunity] |
オプション
サブネットフォルダの自動作成の有効(on)/無効(off)を切り替えます。
Systemwalker Centric Manager環境構築時(初期値)は「on」が設定されています。
自動で作成するサブネットフォルダのサブネットマスクを定義します。
Systemwalker Centric Manager環境構築時(初期値)は、IPv4では「255.255.255.0」が設定されています。
自動で作成するサブネットフォルダのSNMPコミュニティ名を定義します。
Systemwalker Centric Manager環境構築時(初期値)は「public」が設定されています。
オプションを指定しない場合は定義内容を表示します。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
本コマンドの設定内容を有効にするには、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。
使用例1
自動で作成するサブネットフォルダのサブネットマスク、SNMPコミュニティ名を設定します。
mpcmsubnet -m 255.255.255.0 -c public
使用例2
自動で作成するサブネットフォルダのサブネットマスク、SNMPコミュニティ名を出力します。
mpcmsubnet Auto :ON Subnetmask :255.255.255.0 SNMP Community :public
使用例3
サブネットフォルダの自動作成を無効にします。
mpcmsubnet -i off