本コマンドは、Systemwalkerコンソールの編集機能の排他を解除します。
機能説明
運用管理サーバまたは運用管理クライアントで、Systemwalkerコンソールの編集機能使用時に、電源断やアプリケーションエラーなどで異常終了する場合があります。
異常終了すると、運用管理クライアントが編集機能が使用中のままになり、次回から編集機能が使用できない場合があります。
本コマンドを実行することにより、編集機能が使用可能になります。
記述形式
【Windows版】
MpBcmmtUty | -l |
【Solaris版/Linux版】
MpBcmmtUty.sh | -l |
オプション
Systemwalkerコンソールの編集機能の排他を解除します。
復帰値
常に0を返します。
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\bin |
Solaris | /opt/FJSVfwgui/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
編集機能が排他されている場合、Systemwalkerコンソールの編集機能開始時に、編集機能の使用者情報として、利用者、ホスト名、開始時間が表示されます。本コマンドの実行前に、当該ホストで編集機能が使用されていないことを確認してください。編集機能を使用中に、本コマンドを使用して排他を解除した場合の動作は保証できません。
使用例
編集機能の排他を強制的に解除します。
【Windows版】
MpBcmmtUty.exe -l
【Solaris版/Linux版】
/opt/FJSVfwgui/bin/MpBcmmtUty.sh -l
実行結果/出力形式
コマンドが正常終了した場合、標準出力に何も表示されません。コマンドが異常終了した場合、エラーの内容が表示されます。