機能説明
Systemwalkerコンソールの各メニューの表示/非表示を設定します。本コマンドにより、Systemwalkerコンソールのメニューをログインするユーザごとに異なる構成に変更することが可能です。
Systemwalkerコンソールの各メニューの表示/非表示について、現在の設定状態を出力することもできます。
本コマンドによる設定は、監視モードに対してのみ有効です。(編集モードのメニューの表示/非表示を設定することはできません。)
記述形式
MpBcmMenuSetup | {-in | -out} {-u user | -r role} -f filename |
MpBcmMenuSetup | -del -u user |
オプション
メニューの表示/非表示を設定します。
現在のメニューの設定状態をファイルに出力します。
メニューの設定を削除します。
メニューの表示/非表示を設定/削除/出力するユーザーIDを指定します。
メニューの表示/非表示を設定/出力するロール名を指定します。指定可能なロールは、以下の通りです。
DmAdmin
DmOperation
DmReference
Systemwalkerコンソールの各メニューの表示/非表示を指定したSystemwalkerコンソールメニュー表示設定ファイルをフルパスで指定します。
-outオプションを指定した場合には、現在のメニューの設定状態を指定のファイルに出力します。
復帰値
正常
異常
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\bin |
UNIX | /opt/FJSVfwgui/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows版】
運用管理サーバで実行可能です。
Administrator権限が必要です。
【UNIX版】
運用管理サーバで実行可能です。
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
本コマンドの設定内容は、Systemwalkerコンソールの次回起動時から有効になります。
メニューの設定が、ユーザとユーザが属しているロールの両方に設定された場合、ユーザに対する設定が優先されます。
非表示に設定したメニューは、プルダウンメニューだけでなく、ポップアップメニューにも表示されなくなります。
-outオプションを指定した場合で、-fオプションで指定したファイルがすでに存在する場合、ファイルは上書きされます。
-outオプションを指定した場合で、メニューの表示/非表示が設定されていないユーザーIDを-uオプションで指定した場合、エラーとなります。ユーザーIDが所属するロールについて出力し、メニューの表示/非表示の内容を確認してください。
使用例
ユーザに対してSystemwalkerコンソールのメニューの設定を行う場合
MpBcmMenuSetup -in -u suzuki -f d:\temp\user_menu.dat
ロール(DmOperation)に対してSystemwalkerコンソールのメニューの設定を行う場合
MpBcmMenuSetup -in -r DmOperation -f d:\temp\operator_menu.dat