機能説明
運用管理サーバ二重化(連携型)環境において、主系サーバの自動アクションを従系サーバで引き継いでいる場合、主系サーバが復旧したときに従系サーバの自動アクションを抑止し、主系サーバで自動アクションの実行を開始します。
通常復旧時は、主系サーバの復旧確認後、従系サーバで本コマンドをオプションの指定なしで実行します。
主系サーバが復旧後、従系サーバで本コマンドを実行する前に従系サーバがダウンした場合は、主系サーバで本コマンドに-fオプションを指定して実行し、強制的に復旧を行います。
強制的に復旧したあと、従系サーバが復旧すると従系サーバでも自動アクションを実行します。従系サーバ復旧後に従系サーバでも本コマンドをオプションの指定なしで実行してください。
記述形式
mpaosdupact | [-f] |
オプション
通常復旧時に、パラメタを指定せずに従系サーバで本コマンドを実行します。
主系サーバから強制的に復旧を行う場合に指定します。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバ。かつ、二重化環境の自動アクション引継ぎ機能を使用している場合に実行可能です。
本コマンドを実行する場合、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
使用例
従系サーバで自動アクションの復旧を行う場合
C:\ Systemwalker\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaosdupact
主系サーバで自動アクションの強制復旧を行う場合
C:\ Systemwalker\mpwalker\mpaosfsv\bin\mpaosdupact -f