データセンタでの運用では、1台の運用管理サーバで、複数ユーザのシステムを監視することがあります。
ユーザが異なることによって、同じメッセージでも対処方法が異なることがあります。
異なった対応方法に対して、メッセージ説明に表示される内容を監視ツリーのフォルダごとに作成することができます。
メッセージ説明の内容を変更することによって、ユーザの運用に合わせた対処方法を表示できます。
これにより、トラブル発生時にユーザの特定やユーザごとの手順書の確認が不要となるため、迅速な対応ができます。
手順
Systemwalkerコンソールのイベント一覧から、イベントを選択します。
[イベント]メニューの[イベントの詳細]を選択します。
[監視イベント詳細]画面が表示され、[メッセージ説明に詳細情報を表示する]のチェックを有効にすると、[メッセージ説明]にフォルダごとの対処方法とSystemwalkerテンプレートの対処方法が表示されます。
ポイント
[監視イベント詳細]画面の[メッセージ説明]の表示について
フォルダごとの対処方法
[イベント監視の動作環境設定(全体)]ダイアログボックスに登録されたメッセージ説明やフォルダごとのメッセージ説明が表示されます。
Systemwalker製品のメッセージに限らず、登録内容は、ユーザが追加/変更することができます。
Systemwalkerテンプレートの対処方法
Systemwalkerテンプレートに登録されているメッセージに対する説明が表示されます。
Systemwalker製品に対する一般的な対象方法が登録されています。ただし、登録内容は、ユーザで変更/追加することはできません。
フォルダごとのメッセージ説明の登録方法については、“フォルダごとのメッセージ説明を登録する”を参照願います。