障害の原因が判明し、障害を復旧した後、障害を[対処済]にします。障害を[対処済]にする方法には、イベントごとに対処する方法、複数のイベントに対処する方法、複数の障害を一括して対処する方法があります。
なお、監視イベント種別が以下のイベントは、障害が復旧すると自動的に[対処済]になる場合があります。
[ネットワーク]
[性能監視]
[アプリ管理]
また、[ネットワーク]のイベントは、ポリシー設定された場合だけ自動対処されます。[アプリ管理]のInterstageの異常系イベントは自動対処されません。
イベントごとに対処する
監視イベント一覧で[対処済]にするイベントを選択し、対処を行います。
[Systemwalkerコンソール[監視]]で、[イベント]メニューから[イベントの状態変更]を選択します。
または、イベント一覧でイベントを右クリックして、ショートカットメニューを表示し、ショートカットメニューから[イベントの状態変更]を選択します。
→[監視イベントの状態変更]画面を表示します。
[対応者]、[メモ]を入力し、状態を[対処済]に変更後、[OK]ボタンをクリックします。
→イベントの状態は[対処済]になります。
[保留]ボタンをクリックすると、イベントの状態は[保留中]になります。
【Solaris版/Linux版】
[対応者]に入力した長さが、32バイト以内であっても、UTF-8に変換した結果、32バイトを超えている場合は、イベントの対処や保留はできません。[対応者]に入力した長さが、UTF-8に変換した後に32バイト以内になるように再設定してください。
[メモ]に入力した記事の長さが、320バイト以内であっても、UTF-8に変換した結果、320バイトを超えている場合は、イベントの対処や保留ができません。[メモ]に入力した記事の長さが、UTF-8に変換した後に320バイト以内になるように再設定してください。
複数のイベントに対処する
Systemwalkerコンソールのイベント一覧で複数のイベントを選択します。
[イベント]メニューから[イベントの状態変更]を選択します。
→[監視イベントの複数対処]ダイアログボックスが表示されます。
[対応者]、[メモ]を入力し、[対処]ボタンをクリックします。
→選択した監視イベントに対処することができます。
複数のイベントに一括対処する
Systemwalkerコンソールで、[イベント]メニューから[イベントの一括対処]を選択します。
→[監視イベントの一括対処]ダイアログボックスが表示されます。
一括対処するイベントの範囲を、イベント番号で指定します。
初期設定の状態では、[イベント]-[イベントの一括対処]メニューは表示されません。
[監視イベントの一括対処]ダイアログボックス、および[監視イベントの複数対処]ダイアログボックスでは、監視イベントの一括対処/一括保留、複数イベントの対処/保留を行えます。
監視イベント一括対処は、監視イベント一覧に表示しているイベントについてのみ操作可能です。表示されていない項目の対処はできません。
一括対処を行う(該当番号をすべて対処済みにする)場合は、開始番号と終了番号を確かめた上で操作を行ってください。一度対処済にすると、再度未対処の状態に戻すことはできません。
監視イベント一覧に表示されない古いイベントに対処する
Systemwalkerコンソールで、[検索]メニューから[過去イベントの検索]を選択します。
→[監視イベントログの検索]ダイアログボックスが表示されます。
イベントを検索して、対処します。
→検索結果に対しては、「対処」、「返答」または「保留」の操作をします。
以下の条件でイベントを検索します。
[状態]
[属性]
[重要度]
[種別]
[表示名]
[ホスト名]
[対応者]
[メモ]
[メッセージ]
[対処]
イベント検索の詳細については、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
注意
イベントの状態が「調査中」から「未確認」に戻った場合でも、警告灯アイコンは再点滅します。