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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

付録B XLデータムーバからのエラーコード

KJU0300EまたはKJU4290のエラーメッセージに表示されるXLデータムーバ(サブシステム、デーモンまたはサービス)からのエラーコードの意味と利用者の処置について説明します。

エラーコード
10進数
(16進数)

意味/
対応メッセージ

利用者の処置

11(000B)

KJU1011

対象のエラーコードは、左記の対応メッセージをコード化したものです。

左記の対応メッセージの処置に従ってください。

14(000E)

KJU1101

15(000F)

KJU1102

20(0014)

KJU1300

21(0015)

KJU1301

22(0016)

KJU1302

23(0017)

KJU1400

29(001D)

KJU1500

30(001E)

KJU1501

31(001F)

KJU1600

32(0020)

KJU1601

33(0021)

KJU1602

34(0022)

KJU1603

35(0023)

KJU1604

36(0024)

KJU1605

37(0025)

KJU1606

38(0026)

KJU1607

39(0027)

KJU1700

43(002B)

KJU1810

44(002C)

KJU1811

48(0030)

KJU1900

49(0031)

KJU1901

50(0032)

KJU1902

51(0033)

KJU1903

52(0034)

KJU1904

53(0035)

KJU1905

54(0036)

KJU1906

256(0100)

ボリューム指定が不当です。
または、ボリュームがマウントされていません。

ボリューム通し番号を確認し、再度、転送コマンドを実行してください。

257(0101)

レコード長、またはレコード形式が不当です。

以下のどれかの原因が考えられますので、対処後、再度、転送コマンドを実行してください。

  • レコード形式が F または FB 形式で、レコード長に32761以上が指定されています。

  • レコード形式が F でレコード長とブロック長が一致していません。

  • レコード形式が FB でブロック長がレコード長の整数倍以外です。

  • レコード形式が V または VB 形式で、レコード長に32757以上が指定されています。

  • レコード形式が V または VB 形式で、レコード長に4以下が指定されています。

  • レコード形式が V または VB 形式で、レコード長+4がブロック長を超えています。

  • レコード形式だけを指定し、レコード長およびブロック長が省略されています。

  • レコード長だけを指定し、レコード形式およびブロック長が省略されています。

  • レコード形式およびブロック長を指定し、レコード長だけが省略されています。

  • レコード長およびブロック長を指定し、レコード形式だけが省略されています。

  • 新しくファイルを作成しようとしましたが、レコード形式、レコード長およびブロック長が指定されていません。

レコード形式およびレコード長の指定方法については、mftfsendコマンドのレコード形式およびレコード長を参照してください。

258(0102)

ブロック長が不当です。

以下のどれかの原因が考えられますので、対処後、再度、転送コマンドを実行してください。

  • ブロック長に32761以上が指定されています。

  • レコード形式が V または VB 形式で、ブロック長に8以下が指定されています。

  • レコード形式およびレコード長を指定して、ブロック長が省略されています。

  • レコード形式およびレコード長を省略して、ブロック長が指定されています。

ブロック長の指定方法については、mftfsendコマンドのブロック長を参照してください。

259(0103)

ブロック数が不当です。
または、システムのファイルの最大容量を超えました。

ブロック数を確認し、再度、転送コマンドを実行してください。

ブロック数の指定方法については、mftfsendコマンドのスペース初期量およびスペース増分量を参照してください。

260(0104)

ファイル名が不当です。

ファイル名の指定を確認し、再度、転送コマンドを実行してください。

261(0105)

転送データと、指定されたレコード長が矛盾しています。

以下のどれかの原因が考えられますので、対処後、再度、転送コマンドを実行してください。

  • レコード形式の指定に誤りがあります。

  • レコード長の指定に誤りがあります。

  • 1レコード(行)を意識する区切り文字の指定に誤りがあります。

262(0106)

グローバルサーバ側でファイルアロケーションエラーが発生しました。

グローバルサーバ側のサブシステムが出力するエラーメッセージに、動的割当てルーチンの復帰情報(*1)が表示されますので、エラー情報に従い対処し、データ転送処理を実行してください。

*1:以下のマニュアルを参照してください。

MSPの場合
『OSIV/MSP システムプログラミング手引書 ジョブ管理編』

XSPの場合
『OSIV/XSP システムプログラミング手引書』

OS/390の場合
該当する関連マニュアルを参照されたい

263(0107)

グローバルサーバ側でファイルクローズエラーが発生しました。

直前に出力されるシステムメッセージから入出力エラーまたはクローズエラーの原因を調査し、復旧してください。

264(0108)

グローバルサーバ側でファイル領域が不足しています。

データセットの容量を再度見積もり、データ転送処理を実行してください。

265(0109)

グローバルサーバ側でファイル排他エラーが発生しました。

他のジョブまたはユーザの使用が終わるのを待って、データ転送処理を実行してください。

266(010A)

ユーザID、パスワードが不当です。

ユーザ名またはパスワードを確認し、再度、転送コマンドを実行してください。

267(010B)

未使用領域の指定が不当です。

調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。