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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

10.2.2 デーモンまたはサービスが出力するメッセージ

UNIX/IAサーバ側のデーモンまたはサービスが出力するメッセージを以下に示します。

KJU1000 normally ended : #device

メッセージの意味

mftfd(デーモンまたはサービス)が、正常に終了しました。

もしくは、XdmInsLogによるイベントログの登録・削除が、正常に終了しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

KJU1001 mftfd #vl started : #device

メッセージの意味

mftfd(デーモンまたはサービス)が起動しました。

パラメタの意味

#vl

バージョン・レベル

#device

デバイス名

KJU1002 usage : mftfd [-t] [-m] -start device
                      mftfd -{ stop|kill } device
                      mftfd -{ h|v|stopall|killall }

メッセージの意味

入力コマンドが正しくありません。

利用者の処置

正しく入力してください。

KJU1003 mftfd version #vl

メッセージの意味

mftfd(デーモンまたはサービス)のバージョンは、#vl です。

パラメタの意味

#vl

バージョン・レベル

KJU1004 version level don't match : #device

メッセージの意味

グローバルサーバ側とUNIX/IAサーバ側のバージョンが合いません。

パラメタの意味

#device

デバイス名

利用者の処置

対応するバージョンのXLデータムーバを使用してください。対応するバージョンについては、グローバルサーバ側のソフトウェア説明書を参照してください。

KJU1005 invalid path

メッセージの意味

指定されたデバイスのパス名が不当です。原因は以下のどれかです。

  • デバイスが絶対パス名ではありません。

  • パス名が長すぎます。

利用者の処置

絶対パス名を指定してください。

パス名が最大長(Solaris OS、HP-UX、Linuxの場合1023バイト、AIXの場合1022バイト)を超えないようにしてください。

KJU1006 device check error : #device - #sysmsg

メッセージの意味

raw deviceであるかのチェック処理でエラーが発生したため、チェックができませんでした。

または、デバイス情報の取得処理に失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1007 no such device or not raw device

メッセージの意味

デバイスが存在しません。または、raw deviceではありません。

利用者の処置

以下の確認を実施後、再度実行してください。

  • 指定したデバイスが、正しいか確認してください。

  • 指定したデバイスが、正しく認識できているか確認してください。

  • Solaris OSの場合、指定したデバイスにラベルが付いているか確認してください。

  • Linux(RHEL8以前)の場合、指定したデバイスがrawコマンドでバインドされているか確認してください。

  • Linux(RHEL9以降)の場合、指定したデバイスがXLデータムーバ専用デバイス名であるか確認してください。

KJU1008 not super user

メッセージの意味

スーパユーザではありません。

利用者の処置

スーパユーザで、実行してください。

KJU1009 lock failed [ - #sysmsg ]

メッセージの意味

ロックが獲得できませんでした。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処後、デーモンを再度起動または停止依頼を行い、同じメッセージが出力されるときは、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1010 initialization needed : #device

メッセージの意味

指定されたデータ転送用ボリュームに誤りがあります。

以下の原因が考えられます。

  • 間違ったデバイスが指定されました。

  • データ転送用ボリュームとして初期化されていません。

  • クラスタリングシステム上でXLデータムーバを使用する場合、データ転送環境設定ファイルに指定されたSERVERNAMEの情報とデータ転送用ボリュームの初期化情報が一致していません。

パラメタの意味

#device

デバイス名

利用者の処置

以下のどれかの処置を行った後、再度実行してください。

  • 指定したデバイスが正しいか、自サーバと相手サーバ間でデバイスが正しく認識できているか確認してください。

  • V11形式のデータ転送用ボリュームであれば、mftfdvlst/ディスクユーティリティで初期化されているか確認してください。

  • 初期化されていない場合には、KJUFMT/KJUAFMT/mftfdvini/ディスクユーティリティでディスクの初期化を行ってください。

  • V11形式のデータ転送用ボリュームで初期化済の場合には、mftfdvlst/ディスクユーティリティで初期化内容が正しいか確認してください。

  • クラスタリングシステム上でXLデータムーバを使用する場合、データ転送環境設定ファイルに指定されたSERVERNAMEの情報が正しいか確認してください。

KJU1011 no active daemon

復帰コード

0x0b

メッセージの意味

指定されたデバイスに対してmftfd(デーモンまたはサービス)は起動されていません。

利用者の処置

対象デバイスに対するmftfd(デーモンまたはサービス)が起動されているか確認してください。

起動されている場合には、XLデータムーバの動作環境が壊れている可能性があります。再インストール後再度実行してください。

KJU1012 already started : #device

復帰コード

0x0c

メッセージの意味

指定されたデバイスに対するmftfd(デーモンまたはサービス)が、既に起動されています。

パラメタの意味

#device

デバイス名

KJU1100 abnormally ended : #device [ #no. ]

復帰コード

0x0d

メッセージの意味

mftfd(デーモンまたはサービス)がデータ転送実行中に、-killオプション(Windows の場合はサービスの停止)により強制終了したか、または異常終了しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

異常終了した場合は、このメッセージの他にエラー原因を示すメッセージが出力されますので、そのメッセージを参照して対処してください。

KJU1101 data transfer timeout : { #device [ #no. ]|#filename #device [ #no. ] }

復帰コード

0x0e

メッセージの意味

クライアントシステムからの応答がないためタイムアウトになりました。

原因として、以下のことが考えられます。

  • クライアントシステム側で転送要求(ジョブまたはコマンド)がキャンセルされました。

  • クライアントシステムが停止しています。

  • クライアントシステムのデータ転送ファイルが存在するボリュームの負荷が異常に高くなっています。

  • クライアントシステムのCPUが高負荷状態にあります。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

#filename

サーバ側の(入力元または出力先)ファイル名

利用者の処置

システム管理者に連絡して、以下のどれかの処置を行ってください。

  • 必要であれば、転送要求(ジョブまたはコマンド)を再実行してください。

  • クライアントシステムを起動してください。

  • ボリュームの負荷が高い場合には、ジョブ多重度を下げてください。

  • クライアントシステムのCPUの負荷を下げてください。

    なお、グローバルサーバ主導のデータ転送を行っている場合には、以下のどちらかで対処してください。

    • CPU負荷が低い時間帯に、XLデータムーバのバッチユーティリティを実行してください。

    • XLデータムーバのバッチユーティリティの実行優先順位を上げてください。

KJU1102 data transfer stopped unexpectedly : #device [ #no. ]

復帰コード

0x0f

メッセージの意味

データ転送処理がなんらかの原因で途中終了しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

mftfd(デーモンまたはサービス)がkillコマンド等により、強制的に終了させられた可能性があります。

システム管理者に連絡してください。

KJU1200 device open error : #device - #sysmsg

復帰コード

0x10

メッセージの意味

中間ファイル(共用ディスク)のopenに失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1201 device seek error : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x11

メッセージの意味

中間ファイル(共用ディスク)のseekに失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1202 device read error : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x12

メッセージの意味

中間ファイル(共用ディスク)のreadに失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1203 device write error : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x13

メッセージの意味

中間ファイル(共用ディスク)のwriteに失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

IAサーバの場合、データ転送用ボリュームがオフラインの可能性があります。 データ転送用ボリュームの接続状態を確認してください。

KJU1300 file open error : { #filename [ - #sysmsg ] [ #device ] [ #no. ] | #filename [ #device ] [ - #sysmsg ] [ #no. ] }

復帰コード

0x14

メッセージの意味

入力元、出力先、.mftf(Windows の場合は mftf.ini)または、一時ファイルのopenに失敗しました。

openに失敗した原因として、以下のものがあります。

  • 指定したパス名が絶対パス名ではない

  • 指定したパスが存在しない

  • ファイルへのアクセス権限がない

  • ディレクトリへのアクセス権限がない

  • パス名が長い

パラメタの意味

#filename

UNIX/IAサーバ側のファイル名

#sysmsg

システムメッセージ

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

指定したファイルのパス、または指定アカウントのホームディレクトリの.mftfファイル(Windows の場合は、XLデータムーバのインストールされているフォルダ内のmftf.ini)を確認してください。

パス名が最大長(Solaris OS、HP-UXおよびLinuxの場合は1023バイト、AIXの場合は1022バイト、Windowsの場合は260バイト)を超えないようにしてください。

それ以外の場合には、#sysmsg の内容に応じて対処し、再度実施してください。

KJU1301 file read error : #filename [ - #sysmsg ] [ #device ] [ #no. ]

復帰コード

0x15

メッセージの意味

入力元ファイルまたは.mftf(Windows の場合は mftf.ini)の読込みに失敗しました。

パラメタの意味

#filename

UNIX/IAサーバ側の入力元または.mftf(Windows の場合は mftf.ini)ファイル名

#sysmsg

システムメッセージ

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1302 file write error : { #device [ - #sysmsg ] [ #no. ] | #filename [ - #sysmsg ] #device }

復帰コード

0x16

メッセージの意味

出力先ファイルの書込みに失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

#filename

一時ファイル名

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

ディスクの容量不足が原因である可能性もありますので、容量を確認してください。

KJU1400 memory insufficient - #sysmsg

復帰コード

0x17

メッセージの意味

メモリの獲得に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処後、再度実行してください。

KJU1401 can't create child process : #device - #sysmsg

復帰コード

0x18

メッセージの意味

デーモンプロセスまたは、データ転送用の子プロセス生成に失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

再度実行し、同じメッセージが出力されたときは、システム管理者または、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1402 can't turn into daemon : #device - #sysmsg

復帰コード

0x19

メッセージの意味

デーモンのプロセスグループIDの設定に失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1403 can't change into directory : #dirname - #sysmsg

復帰コード

0x1a

メッセージの意味

カレントディレクトリの変更に失敗しました。

  • Solaris OSの場合:/var/opt/FJSVmftf

  • HP-UXの場合:/var/opt/FHPmftf

  • AIXの場合:/var/opt/FAIXmftf

  • Linuxの場合:/var/opt/FJSVmftf

パラメタの意味

#dirname

ディレクトリ名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

XLデータムーバの動作環境が壊れている可能性があります。再インストール後再度実行してください。

KJU1404 can't find directory : #dirname

復帰コード

0x1b

メッセージの意味

ディレクトリが見つかりませんでした。

  • Solaris OSの場合:/var/opt/FJSVmftf

  • HP-UXの場合:/var/opt/FHPmftf

  • AIXの場合:/var/opt/FAIXmftf

  • Linuxの場合:/var/opt/FJSVmftf

パラメタの意味

#dirname

ディレクトリ名

利用者の処置

XLデータムーバの動作環境が壊れている可能性があります。再インストール後再度実行してください。

KJU1405 can't open directory : #dirname - #sysmsg

復帰コード

0x1c

メッセージの意味

ディレクトリのオープンに失敗しました。

  • Solaris OSの場合:/var/opt/FJSVmftf

  • HP-UXの場合:/var/opt/FHPmftf

  • AIXの場合:/var/opt/FAIXmftf

  • Linuxの場合:/var/opt/FJSVmftf

パラメタの意味

#dirname

ディレクトリ名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

XLデータムーバの動作環境が壊れている可能性があります。再インストール後再度実行してください。

KJU1500 access denied : #account #device [ #no. ]

復帰コード

0x1d

メッセージの意味

指定したUNIX/IAサーバ側ユーザのアカウントがありません。Windows の場合は、WINDOWS以外のアカウントが指定されています。

または、指定したUNIX/IAサーバ側ユーザのアカウントに、データ転送を実施する権限がありません。

パラメタの意味

#account

アカウント名、または利用者識別名

サーバユーザ名が不正の場合は、server(サーバユーザ名)

クライアントユーザ名が不正の場合は、client(クライアントユーザ名)の形式で出力します。

なお、利用者識別名が特定できない場合、"unknown user"と出力されます。

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#account にサーバユーザ名が出力されたときは、UNIXの場合は、サーバシステムに存在するアカウントを指定してから再度実行してください。また、Windows の場合はアカウントとしてWINDOWSを指定してから再度実行してください。

#account にクライアントユーザ名が出力されたときは、UNIX/IAサーバ側でのデータ転送用利用者登録を正しく行ってから再度実行してください。

KJU1501 wrong umask : #account #device [ #no. ]

復帰コード

0x1e

メッセージの意味

umaskの設定が間違っています。

パラメタの意味

#account

クライアントユーザ名

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

8進数で、3けた以内で指定してください。

KJU1600 can't create pipe : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x1f

メッセージの意味

パイプが作成できませんでした。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1601 can't dup open file : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x20

メッセージの意味

dup が失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1602 can't close file : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x21

メッセージの意味

ファイルのcloseが失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1603 can't execute filter command : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x22

メッセージの意味

フィルターコマンドを実行できませんでした。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1604 filter command stopped unexpectedly : #device [ #no. ]

復帰コード

0x23

メッセージの意味

フィルターコマンドが、予期しないエラーにより途中終了しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

フィルターコマンドプロセスがkillコマンド等により、強制的に終了させられた可能性があります。システムの状態を確認してから再度実行してください。

原因がわからない場合は、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1605 filter command error : #device [ #no. ] [ - #errmsg ]

復帰コード

0x24

メッセージの意味

フィルターコマンドの、終了コードが0以外で終了した。または、転送データの途中でフィルターコマンドが終了しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

#errmsg

フィルターコマンドが標準エラー出力に出力したシステムメッセージ

利用者の処置

#errmsg をもとに、フィルターコマンドの使用手引き等を参照して対処してください。

KJU1606 filter command timeout : #device [ #no. ]

復帰コード

0x25

メッセージの意味

フィルターコマンドが、タイムアウトになりました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

バッチユーティリティのKJUAMFTF制御文または、転送コマンドの環境変数(MFTF_COMMAND)に標準入力/標準出力/ファイル入力/ファイル出力のフィルターコマンドを正しく指定してください。XLデータムーバが使用できるフィルターコマンドについては、フィルターコマンドの呼出し(グローバルサーバ主導のデータ転送)または、フィルターコマンドの呼出し(UNIX/IAサーバ主導のデータ転送)を参照してください。

なお、フィルターコマンドについては、フィルターコマンドの使用手引き等を参照してください。

KJU1607 can't fork for filter command : #device [ - #sysmsg ] [ #no. ]

復帰コード

0x26

メッセージの意味

フィルターコマンドを起動するためのforkが失敗しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

再度実行し、同じメッセージが出力されたときは、システム管理者または、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1700 can't get filter command return code : #disknumber [ - #sysmsg ] #no.

復帰コード

0x27

メッセージの意味

フィルターコマンドの復帰コード獲得に失敗しました。

パラメタの意味

#disknumber

ディスク番号

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1701 child process aborted : #disknumber #no.

復帰コード

0x28

メッセージの意味

子プロセスが、予期しないエラーを発見し、処理を中断しました。

パラメタの意味

#disknumber

ディスク番号

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

イベントデータに、エラー情報が出力されています。

調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1702 can't get path of mftf.ini : #disknumber [ - #sysmsg ] #no.

復帰コード

0x29

メッセージの意味

mftf.iniの絶対パスの取得に失敗しました。

パラメタの意味

#disknumber

ディスク番号

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

使用していた区画の番号(先頭の区画を0とします)

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1800 received normally from logical unit to file : [ #filename ]

復帰コード

0x00:フィルターコマンド未使用時

0x2a:フィルターコマンド使用時

メッセージの意味

データ転送用ボリュームからUNIX/IAサーバへのデータ転送が正常終了しました。

パラメタの意味

#filename

データ転送時のファイル名

KJU1801 received with warning from logical unit to file : [ #filename ]

復帰コード

0x2a

メッセージの意味

データ転送用ボリュームからUNIX/IAサーバへのデータ転送が警告終了しました。

パラメタの意味

#filename

データ転送時のファイル名

KJU1802 sent normally from file : [ #filename ] to logical unit

復帰コード

0x00:フィルターコマンド未使用時

0x2a:フィルターコマンド使用時

メッセージの意味

UNIX/IAサーバからデータ転送用ボリュームへのデータ転送が正常終了しました。

パラメタの意味

#filename

データ転送時のファイル名

KJU1803 sent with warning from file : [ #filename ] to logical unit

復帰コード

0x2a

メッセージの意味

UNIX/IAサーバからデータ転送用ボリュームへのデータ転送が警告終了しました。

パラメタの意味

#filename

データ転送時のファイル名

KJU1810 syntax error : [ #filename ] [: FILTER=#filtrtcode ]

復帰コード

0x2b

メッセージの意味

#filename で出力されたファイルの文法誤り。

パラメタの意味

#filename

ファイル名

#filtrtcode

フィルターコマンドの復帰コード

利用者の処置

以下に示すファイルの文法を確認し、修正してください。

KJU1811 function failed : #sysfunc [ - #sysmsg ]

復帰コード

0x2c

メッセージの意味

関数の呼出しに失敗しました。

パラメタの意味

#sysfunc

関数名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU1855 The change of updated time failed : #filename [ - #sysmsg ] #device

復帰コード

0x41

メッセージの意味

データ転送は、正常に終了しましたが、ファイルまたは、ディレクトリの最終更新日時または、最終アクセス日時の変更に失敗しました。

パラメタの意味

#filename

ファイル名または、ディレクトリ名

#sysmsg

システムメッセージ

#device

デバイス名

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。原因がわからない場合は、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1856 The change of file owner and group failed : #filename [ - #sysmsg ] #device

復帰コード

0x42

メッセージの意味

データ転送は、正常に終了しましたが、ファイルまたは、ディレクトリの所有者IDおよび、グループIDの変更に失敗しました。

パラメタの意味

#filename

ファイル名または、ディレクトリ名

#sysmsg

システムメッセージ

#device

デバイス名

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。原因がわからない場合は、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1857 The change of file permission failed : #filename [ - #sysmsg ] #device

復帰コード

0x43

メッセージの意味

データ転送は、正常に終了しましたが、ファイルおよび、ディレクトリの実行権限(パーミッション)の変更に失敗しました。

パラメタの意味

#filename

ファイル名または、ディレクトリ名

#sysmsg

システムメッセージ

#device

デバイス名

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。原因がわからない場合は、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1900 internal error(FUNC=#demdname,DETCODE=#detcode) : #device [ - #sysmsg ] #no.

復帰コード

0x30

メッセージの意味

データ転送中、あるいはデーモン起動時に内部エラーが発生しました。

パラメタの意味

#demdname

要求名

#detcode

詳細コード(10進数)

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

区画番号

利用者の処置

要求名および詳細コードをもとに、UNIX/IAサーバ側のXLデータムーバの復帰情報を参照し、その処置に従ってください。

原因がわからない場合は、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1901 device error(FUNC=#demdname DETCODE=#detcode) : #device [ - #sysmsg ] #no.

復帰コード

0x31

メッセージの意味

データ転送用ボリュームのI/Oでエラーが発生しました。

パラメタの意味

#demdname

要求名

#detcode

詳細コード(10進数)

#device

デバイス名

#sysmsg

システムメッセージ

#no.

区画番号

利用者の処置

要求名および詳細コードをもとに、UNIX/IAサーバ側のXLデータムーバの復帰情報を参照し、その処置に従ってください。

原因がわからない場合は、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1902 parameter error (#itemname)

復帰コード

0x32

メッセージの意味

通信域のパラメタエラーが発生しました。

パラメタの意味

#itemname

項目名

利用者の処置

調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU1903 can not execute filter command because of inexistence or forbiddance [ : #command ]

復帰コード

0x33

メッセージの意味

フィルターコマンドを実行できません。

原因として以下の可能性が考えられます。

  • フィルターコマンドが存在しない

  • 実行権がない

  • 無効なパスが指定された

  • (オプションを含めた)フィルターコマンド文字列が長すぎる

パラメタの意味

#command

フィルターコマンド名

利用者の処置

上記原因をもとに、フィルターコマンドの存在および実行権等を確認してください。

KJU1904 file which is to be read does not exist

復帰コード

0x34

メッセージの意味

転送元ファイルが存在しません。

利用者の処置

転送元ファイル名を確認してください。

KJU1905 return code parameters are in error

復帰コード

0x35

メッセージの意味

区切り文字の指定に誤りがあります。

利用者の処置

区切り文字の指定を確認してください。

KJU1906 can not create directory : DIR=#dirname [ - #sysmsg ]

復帰コード

0x36

メッセージの意味

ディレクトリ作成または移動に失敗しました。

パラメタの意味

#dirname

ディレクトリ名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処してください。

KJU1907 data transfer has stopped due to an error in client system : #device #no.

復帰コード

0x37

メッセージの意味

クライアントシステム側で異常を検出したため転送を中断しました。

パラメタの意味

#device

デバイス名

#no.

区画番号

利用者の処置

クライアントシステムに出力されたメッセージを確認してください。

KJU2000 XL-LINK/Datamover Service installed.

メッセージの意味

XLデータムーバをサービスとして登録しました。

KJU2001 XL-LINK/Datamover Service removed.

メッセージの意味

XLデータムーバをサービスから削除しました。

KJU2002 XL-LINK/Datamover Service VxxLxx
            All Rights Reserved ,Copyright (c) Fujitsu Limited #yyyy [ -#yyyy ].
            Usage : mftfd.exe <-i> | <-r>
                  i - To install the service
                  r - To remove the service

メッセージの意味

不当なオプションが指定されました。

パラメタの意味

#yyyy [ -#yyyy ]

西暦

利用者の処置

オプションを正しく入力してください。

KJU2003 Unable to install XL-LINK/Datamover Service - #sysmsg

メッセージの意味

サービスのインストールに失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2004 OpenSCManager failed - #sysmsg

メッセージの意味

SCMのオープンに失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2005 CreateService failed - #sysmsg

メッセージの意味

サービスの作成に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2006 OpenService failed - #sysmsg

メッセージの意味

サービスのオープンに失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2007 DeleteService failed - #sysmsg

メッセージの意味

サービスの削除に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2008 Service failed - sysfunc : #sysmsg

メッセージの意味

サービスの処理に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2100 Detected internal contradiction
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティまたはディスクユーティリティが、予期しないエラーを検出しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。

KJU2101 Application initialization error occurred
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティまたはディスクユーティリティの初期化で、失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2102 Registry access error occurred
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティまたはディスクユーティリティが、レジストリデータのアクセスに失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

また、何度実行しても同じメッセージが表示される場合には、XLデータムーバの動作環境が壊れている可能性があります。再インストール後再度、実行してください。

KJU2103 Device access error occurred
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティまたはディスクユーティリティで、デバイスのアクセスエラーが発生しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2104 Disk tree control error occurred
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティまたはディスクユーティリティが、ディスクツリーの制御に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2105 Initialization information list control error occurred
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティまたはディスクユーティリティが、初期化情報リストの制御に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2106 Can't allocate memory
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティまたはディスクユーティリティで、メモリの獲得に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2110 Disk access error occurred. Disk No. = #disknumber
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスク選択ユーティリティで、ディスクのアクセスエラーが発生しました。

パラメタの意味

#disknumber

ディスク番号

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2111 Disk access error occurred : Disk No. #disknumber
#sysmsg
error point : #errpoint

メッセージの意味

ディスクユーティリティで、ディスクのアクセスエラーが発生しました。

パラメタの意味

#disknumber

ディスク番号

#sysmsg

システムメッセージ

#errpoint

エラーが発生した箇所を示すコード

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2200 get current directory failed
#sysmsg

メッセージの意味

カレントディレクトリの獲得に失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2201 create key : [ #key ] failed
#sysmsg

メッセージの意味

キーの作成に失敗しました。

パラメタの意味

#key

作成に失敗したキー名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2202 set key value : [ #data ] failed
#sysmsg

メッセージの意味

キーの下へのデータの作成に失敗しました。

パラメタの意味

#key

作成に失敗したキー名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2203 delete key : [ #key ] failed
#sysmsg

メッセージの意味

キーの削除に失敗しました。

パラメタの意味

#key

削除に失敗したキー名

#sysmsg

システムメッセージ

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、実行してください。

KJU2300 installation failed - sysfunc : #sysmsg [ #filename ]

メッセージの意味

本ソフトウェアのインストールに失敗しました。

パラメタの意味

#sysmsg

システムメッセージ

#filename

エラーメッセージの対象となるファイル名

利用者の処置

#sysmsg の内容に応じて対処し、再度、インストールしてください。