グローバルサーバ側のサブシステムが出力するメッセージを以下に示します。
メッセージの意味
初期化パラメタの記述形式に以下のどれかの誤りがあります。
不当な制御文を指定しています。
同じ制御文を重複して指定しています。
省略不可の制御文が指定されていません。
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
初期化パラメタを正しく修正して、再起動してください。
なお、初期化パラメタについては、動作環境の設定を参照してください。
メッセージの意味
初期化パラメタのオペランドの記述形式に誤りがあります。
パラメタの意味
記述形式に誤りがある初期化パラメタ名
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
初期化パラメタを正しく修正して、再起動してください。
なお、初期化パラメタについては、動作環境の設定の設定を参照してください。
メッセージの意味
サブシステムが起動しました。
メッセージの意味
入力したコマンドを受け付けました。
メッセージの意味
入力したコマンドを、以下のどれかの原因により拒否しました。
STARTコマンドを入力しましたが、既にサブシステムは起動中かまたは、起動処理中です。
通常モードのSTOPコマンドを入力しましたが、既に通常モードのSTOPコマンドを受け付けて停止処理中です。
MODIFY/JALTコマンドを入力しましたが、現在状態表示機能は処理中です。
入力したコマンドのパラメタの指定方法に誤りがあります。
入力したコマンドは、サブシステムではサポートしていません。
システムの処理
サブシステムのコマンド受け付けを拒否します。
利用者の処置
サブシステムを強制停止する場合には、強制モードのサブシステムの停止コマンドを入力してください。
また、入力したコマンドのパラメタに誤りがある場合には、正しいパラメタを指定してコマンドを入力してください。
なお、MODIFY/JALTコマンドを入力した場合には、現在行っている状態表示機能が完了するのを待って、再度MODIFY/JALTコマンドを入力してください。
メッセージの意味
サブシステムが正常に終了しました。
メッセージの意味
サブシステムが強制モードのサブシステムの停止コマンドの投入、またはシステムエラーの発生により強制停止モードで終了しました。
メッセージの意味
サブシステムが異常終了しました。
メッセージの意味
起動に必要なメモリ領域が獲得できませんでした。
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
リージョンサイズを増やした後、再起動してください。
メッセージの意味
リンクライブラリに入出力エラーが発生しました。
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
直前に出力されるシステムメッセージから、入出力エラーの原因を調査し、適切な処置を行った後に、再起動してください。
メッセージの意味
起動プロシジャにSYSIN DD文(MSP、OS/390の場合)、またはSYSIN FD文(XSPの場合)が指定されていません。
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
起動プロシジャにSYSIN DD文またはSYSIN FD文を指定して、再起動してください。
メッセージの意味
起動プロシジャのSYSIN DD文(MSP、OS/390の場合)、またはSYSIN FD文(XSPの場合)で指定したデータセットの入出力処理またはオープン処理に失敗しました。
原因として、以下のことが考えられます。
SYSIN DD文またはSYSIN FD文で指定したデータセットに入出力エラーが発生しました。
SYSIN DD文またはSYSIN FD文で指定したデータセットの形式が誤っています。
SYSIN DD文またはSYSIN FD文で指定したデータセットまたはメンバが存在しません。
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
以下のどれかの処置を行い、再起動してください。
直前に出力されるシステムメッセージから入出力エラーまたはオープンエラーの原因を調査し、復旧してください。
正しい形式のデータセットを指定してください。
正しいデータセットを指定してください。
メッセージの意味
メモリダンプをダンプデータセットに出力しようとしましたが、なんらかの原因で出力できませんでした。
パラメタの意味
エラーコード
MSP、OS/390の場合、すべてのメモリダンプが採取できませんでした。
XSPの場合、ダンプデータセットが使用中だったため、メモリダンプを採取できませんでした。
MSP、OS/390の場合、メモリダンプが採取できませんでした。
XSPの場合、システムエラーが発生しました。
MSP、OS/390の場合、本コードは出力しません。
XSPの場合、メモリダンプを正常に採取できませんでした。
システムの処理
メモリダンプの採取処理を中止します。
利用者の処置
ダンプデータセットの状況を調査し、適切な処置を行った後に異常を再現して、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。
ダンプデータセットの処置については、以下のマニュアルを参照してください。
『OS IV/MSP システム保守手引書 AFII V10用』
『OS IV/XSP システム保守手引書』
該当する関連マニュアル
メッセージの意味
メモリダンプをダンプデータセットに出力しました。
利用者の処置
調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。
メッセージの意味
起動方法に誤りがあります。
システムの処理
起動処理を中断します。
利用者の処置
コンソールよりサブシステムの起動コマンドを入力してください。
メッセージの意味
データ転送用ボリュームで異常を検出しました。
パラメタの意味
異常が発生した要求名
復帰コードと詳細コード
要求名の復帰コード(10進数)
要求名の詳細コード(10進数)
原因コード(16進数)
エラーを検出したデータ転送用ボリュームのボリューム通し番号、装置番号または装置名。
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
要求名、復帰コードおよび詳細コードをもとに、グローバルサーバ側のXLデータムーバの復帰情報を参照し、その処置に従ってください。
メッセージの意味
初期化パラメタのKJUHOST文で指定したサーバ名に誤りがあります。
システムの処理
起動処理を中止します。
利用者の処置
初期化パラメタのKJUHOST文(MSPの場合:2.6.2.2、XSPの場合:2.6.3.2、OS/390の場合:2.6.4.2)で指定したサーバ名を確認し修正した後、再起動してください。
メッセージの意味
サブシステムのタスクが異常終了しました。
システムの処理
初回出力時はサブシステムは停止しません。2回目は強制停止します。
利用者の処置
本メッセージが出力される以前にシステムダンプが採取されていますので、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。
メッセージの意味
データ転送用ボリュームまたは装置に入出力エラーが発生したために、データ転送処理ができません。
システムの処理
サブシステムは強制停止します。
利用者の処置
監視対象のデータ転送用ボリュームに対する障害を取り除いた後、再起動してください。
メッセージの意味
初期化パラメタのKJUVOL文で指定したデータ転送用ボリュームは、既に他のXLデータムーバサブシステムで使用しています。
パラメタの意味
既に他のXLデータムーバで使用中のデータ転送用ボリューム名。
カタログ情報に矛盾があるデータセット名。
システムの処理
XLデータムーバサブシステムの起動処理を中断します。
利用者の処置
パラメタで通知されたデータ転送用ボリュームを初期化パラメタのKJUVOL文(MSPの場合:2.6.2.2、XSPの場合:2.6.3.2、OS/390の場合:2.6.4.2)から削除した後、XLデータムーバサブシステムを起動してください。
メッセージの意味
起動カタログドプロシジャに不当なパラメタが指定されました。
システムの処理
起動処理を中断します。
利用者の処置
起動カタログドプロシジャに指定されている不当なパラメタを修正した後、サブシステムを起動してください。
メッセージの意味
必要なメモリ領域が獲得できませんでした。
パラメタの意味
領域不足が発生したデータ転送の依頼者のユーザ名。なお、クライアントでユーザ名を指定していない場合には、********が出力されます。
システムの処理
データ転送処理を中断します。
利用者の処置
データ転送処理を、再度実行してください。なお、本事象が頻繁に発生するならば、リージョンサイズを増やした後、再起動してください。
メッセージの意味
データ転送処理で使用するデータセットの動的割当て時にエラーが発生しました。
パラメタの意味
動的割当ての復帰コード(10進数)。
動的割当てのエラー理由コード(16進数)。
動的割当てエラーが発生したデータ転送の依頼者のユーザ名。なお、クライアントでユーザ名を指定していない場合またはRACF非稼働状態の場合には、********が出力されます。
動的割当てエラーが発生したデータセット名。
システムの処理
データ転送処理を中断します。
利用者の処置
動的割当ての復帰コードおよび動的割当てのエラー理由コードから適切な処置を行った後、データ転送処理を再実行してください。
なお、動的割当ての復帰コードおよび動的割当てのエラー理由コードについては、以下のマニュアルを参照してください。
『OS IV/MSP システムプログラミング手引書 ジョブ管理編 AFII V10用』
『OS IV/XSP システムプログラミング手引書 AFII V10用』
該当する関連マニュアル
メッセージの意味
データ転送処理で使用するデータセットの入出力処理、オープン処理またはクローズ処理に失敗しました。原因として以下のことが考えられます。
データセットに入出力エラーが発生しました。
データセットの形式が不当です。
データセットが存在しません。
パラメタの意味
エラーが発生したデータ転送の依頼者のユーザ名。なお、クライアントでユーザ名を指定していない場合またはRACF非稼働状態の場合は、********が出力されます。
エラーが発生したデータセット名。
システムの処理
データ転送処理を中断します。
利用者の処置
以下のどれかの処置を行った後、データ転送処理を再実行してください。
直前に出力されるシステムメッセージから入出力エラー、オープンエラーまたは、クローズエラーの原因を調査し、復旧してください。
正しい形式で作成しているデータセットを指定してください。
正しいデータセットを指定してください。
メッセージの意味
データ転送処理で使用するデータセットの容量が不足しました。
パラメタの意味
エラーが発生したデータ転送の依頼者のユーザ名。なお、クライアントでユーザ名を指定していない場合またはRACF非稼働状態の場合は、********が出力されます。
エラーが発生したデータセット名。
システムの処理
データ転送処理を中断します。
利用者の処置
データセットの容量を再度見積もり、データ転送処理を実行してください。
メッセージの意味
データ転送処理で使用するデータセットが、他のジョブまたはユーザで使用中です。
パラメタの意味
エラーが発生したデータ転送の依頼者のユーザ名。なお、クライアントでユーザ名を指定していない場合またはRACF非稼働状態の場合は、********が出力されます。
エラーが発生したデータセット名。
システムの処理
データ転送処理を中断します。
利用者の処置
他のジョブまたはユーザの使用が終わるのを待って、データ転送処理を実行してください。
メッセージの意味
データ転送処理中にエラーが発生しました。
パラメタの意味
異常が発生した要求名
復帰コードと詳細コード
要求名の復帰コード(10進数)
要求名の詳細コード(10進数)
エラーを検出したデータ転送用ボリュームのボリューム通し番号、装置番号または装置名。
システムの処理
エラーを検出したデータ転送用ボリュームに対するデータ転送処理を中止します。
利用者の処置
本メッセージが出力された場合には、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。
なお、エラーが発生したボリュームに対する転送処理を再開する場合には、再起動してください。
メッセージの意味
クライアントとのデータ転送処理中にエラーが発生しました。
パラメタの意味
異常が発生した要求名
エラーが発生したデータ転送の依頼者のユーザ名。なお、クライアントでユーザ名を指定していない場合またはRACF非稼働状態の場合は、********が出力されます。
復帰コードと詳細コード
要求名の復帰コード(10進数)
要求名の詳細コード(10進数)
原因コード(16進数)
エラーを検出したデータ転送用ボリュームのボリューム通し番号、装置番号または装置名。
システムの処理
エラーを検出したデータ転送用ボリュームに対するデータ転送処理を中止します。
利用者の処置
再度、データ転送処理を実行してください。なお、本メッセージが頻繁に出力される場合には、調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。
メッセージの意味
クライアントからのデータ受信処理が完了しました。
なお、本メッセージは初期化パラメタのKJUMSG文で"YES"が指定された場合に出力されます。
パラメタの意味
データ受信が完了したデータセット名
メッセージの意味
クライアントへのデータ送信処理が完了しました。
なお、本メッセージは初期化パラメタのKJUMSG文で"YES"が指定された場合に出力されます。
パラメタの意味
データ受信が完了したデータセット名
メッセージの意味
状態表示処理を開始しました。
パラメタの意味
時.分.秒(表示開始時刻)
メッセージの意味
状態表示処理が完了しました。
メッセージの意味
状態表示処理が継続中です。
メッセージの意味
状態表示処理中になんらかのエラーが発生したため、状態表示ができませんでした。
利用者の処置
本メッセージの直前に示されるKJUのメッセージの処置に従い、対処した後MODIFY/JALTコマンドを実行してください。
メッセージの意味
XLデータムーバのMODIFY/JALTコマンドのオペランドまたはパラメタの指定に誤りがあります。
システムの処理
サブシステムのコマンド受け付けを拒否します。
利用者の処置
正しいオペランドまたはパラメタを指定してコマンドを入力してください。
メッセージの意味
必要なメモリ領域が獲得できませんでした。
システムの処理
状態表示処理を中断します。
利用者の処置
状態表示処理を再度実行してください。
なお、本現象が頻繁に発生するならば、リージョンサイズを増やした後、サブシステムを起動してください。
メッセージの意味
状態表示処理中にエラーが発生しました。
パラメタの意味
詳細コード1
データ転送用ボリュームで入出力エラーが発生しました。
データ転送用ボリュームの割当てに失敗しました。
データ転送に使用できないボリュームが指定されています。
要求の処理時間が規定時間を超えました。
入出力環境が破壊されています。
不当な装置が指定されているか、装置がオフライン状態です。
データ転送用ボリュームの初期化に誤りがあります。
モジュールのローディングに失敗しました。
内部エラーが発生しました。
詳細コード2
本パラメタは詳細コード1で1228および1612が発生した場合だけ有効となり、その他のコードの場合には、**** が出力されます。
システムの処理
状態表示処理を中断します。
利用者の処置
rtcd で示された詳細コード1に従って、以下の処置を行ってください。
本メッセージの前にメッセージプレフィックス“KAA”のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの処置に従ってください。
本メッセージの前にメッセージプレフィックス“XEZ”のメッセージが出力されている場合は、そのメッセージの処置に従ってください。
本メッセージの前にシステムのメッセージが出力されている場合には、そのメッセージの処置に従ってください。
動的割当てルーチンの復帰情報が詳細コード2に表示されます。
復帰情報に従った処置を行ってください。
復帰情報は、以下のマニュアルを参照してください。
『OS IV/MSP システムプログラミング手引書 ジョブ管理編 AFII V10用』
『OS IV/XSP システムプログラミング手引書 AFII V10用』
該当する関連マニュアル
初期化ユーティリティ(KJUAFMT)で初期化されたボリュームであるか確認してください。
なお、初期化ユーティリティ(KJUAFMT)のDEFSV、ALTSV制御文で指定する装置情報が誤っていた場合にも発生します。
相手システム側のシステムまたはデータ転送処理の動作に異常が発生しています。
システムおよびデータ転送の動作状態を確認してください。
相手システム側のシステムまたはデータ転送元ファイルやデータ転送先ファイルの存在するボリュームの負荷が高くなっている場合は、システムおよびボリュームの負荷(ジョブ多重度)を下げてください。
調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。
装置がオンライン状態であるか確認してください。
また、使用している装置がETERNUS ディスクアレイまたはF6494/F6495/F6496/F6497、PRIMEFORCEの共用ディスクであることを確認してください。
初期化ユーティリティ(KJUAFMT)で正しく初期化しなおしてください。
XLデータムーバが正常にインストールされているか確認してください。
調査資料を採取した後、富士通技術員(SE)に連絡してください。
メッセージの意味
XLデータムーバのMODIFY/JALTコマンドで区画の状態を表示しようとしましたが、使用中の区画はありません。