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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

2.1.7 OS/390へのインストール

以下に、OS/390のシステムにXLデータムーバをインストールする方法について説明します。

インストールの前準備

インストールの前に、必要なメモリ・DASD所要量が存在するか確認してください。

メモリ・DASD所要量については、以下のソフトウェア説明書の“メモリ・DASD所要量”を参照してください。

ソフトウェアのインストール

本ソフトウェアは、IEBCOPYを使用してインストールします。

IEBCOPYの記述例
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+
//INSTALL JOB  CLASS=A,MSGCLASS=X 
//COPY    EXEC PGM=IEBCOPY 
//INDD1   DD  DSN=MFTF.LOAD,VOL=SER=MFTF01, 
//            LABEL=(1,SL),UNIT=装置番号 
//INDD2   DD  DSN=MFTF.PARM,VOL=SER=MFTF01, 
//            LABEL=(2,SL),UNIT=装置番号 
//INDD3   DD  DSN=MFTF.PROC,VOL=SER=MFTF01, 
//            LABEL=(3,SL),UNIT=装置番号 
//INDD4   DD  DSN=MFTF.SAMP,VOL=SER=MFTF01, 
//            LABEL=(4,SL),UNIT=装置番号 
//OUTDD1   DD DSN=SYS1.LINKLIB,DISP=SHR        (*1) 
//OUTDD2   DD DSN=初期化パラメタ格納先データセット,DISP=SHR 
//OUTDD3   DD DSN=起動プロシジャ格納先データセット,DISP=SHR 
//OUTDD4   DD DSN=サンプルジョブ格納先データセット,DISP=SHR 
//SYSPRINT DD SYSOUT=* 
//SYSIN    DD * 
   COPY INDD=INDD1,OUTDD=OUTDD1 
   COPY INDD=INDD2,OUTDD=OUTDD2 
   COPY INDD=INDD3,OUTDD=OUTDD3 
   COPY INDD=INDD4,OUTDD=OUTDD4 
/*

*1インストールライブラリについて
ロードモジュールのインストール先ライブラリは、認定ライブラリとしてください。この例では、"SYS1.LINKLIB"としています。なお、インストール先ライブラリがライブラリー・ルックアサイド(LLA)機能の対象となっている場合は、MODIFY LLAコマンドを使用してライブラリー・ディレクトリー索引の再作成を行ってください。

確認

インストールの結果は、IEBCOPYが正常終了することを確認します。

インストール後の環境設定

グローバルサーバ側(OS/390)の環境設定を参照して、環境設定を行ってください。