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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

2.1.6 AIXへのインストール

AIXのシステムにXLデータムーバをインストール/アンインストールする方法について、以下の順に説明します。

  1. インストール

  2. アンインストール

2.1.6.1 インストール

インストールの前準備

本ソフトウェアをインストールするためにディスクに十分な空きがあるかを確認してください。

本ソフトウェアが使用するディスクサイズについては、以下のインストールガイドの“静的ディスク資源”を参照してください。

十分な空きがない場合には、ディスクのパーティション構成を設定しなおしてください。

ソフトウェアのインストール

  1. システム上でスーパユーザになります。

    # su     <RETURN>
  2. CD-ROM媒体をCD-ROM装置にセットし、以下のコマンドを実行します。

    # mkdir -p /cdrom/cdrom0     <RETURN>        (*1)
    # /usr/sbin/mount -v cdrfs -o ro "/dev/cd0" /cdrom/cdrom0     <RETURN>

    *1:/cdrom/cdrom0がない場合だけ必要です

  3. インストールするディレクトリに移動します( /opt を推奨します)

    # cd /opt     <RETURN>
  4. 以下の操作を行いインストールします。

    # tar xvfo /cdrom/cdrom0/FAIXmftf.tar     <RETURN>

    ディレクトリを移動し、install.shを起動します。

    # cd FAIXmftf     <RETURN> 
    # ./install.sh     <RETURN>
  5. 以下のコマンドを実行し、CD-ROM媒体を排出可能な状態にします。

    # /usr/sbin/umount /cdrom/cdrom0     <RETURN>

インストール後の環境設定

UNIX/IAサーバ側の環境設定を参照して、環境設定を行ってください。

2.1.6.2 アンインストール

ソフトウェアのアンインストール

  1. システム上でスーパユーザになります。

    # su     <RETURN>
  2. XLデータムーバのデーモンを停止します。

    # /usr/mftf/lib/mftfd -stopall     <RETURN>
  3. XLデータムーバのデーモン(mftfd)や転送コマンド(mftfsend/mftfrecv)が動作していないことを確認します。

    # ps -ef | grep mftf     <RETURN>
  4. システム上の /etc/mftf/ini を参照し、初期化コマンド実行時に使用した初期化情報設定ファイル(mftfdvini.conf)が存在する場合には退避してください。

    また、/etc/mftf/env 内のデータ転送環境設定ファイル(mftfenv.conf)を参照し、必要があれば退避してください。データ転送統計情報出力ファイルのバックアップがインストール配下(例えば /var/opt/FJSVmftf/data配下等)にある場合には退避してください。

  5. インストールしたディレクトリ(例は /opt です)に移動して、アンインストールします。

    # cd /opt     <RETURN> 
    # cd FAIXmftf     <RETURN> 
    # ./uninstall.sh     <RETURN>