以下に、XSPのシステムにXLデータムーバをインストールする方法について説明します。
インストールの前準備
インストールの前に、必要なメモリ・DASD所要量が存在するか確認してください。
メモリ・DASD所要量については、以下のソフトウェア説明書の“メモリ・DASD所要量”を参照してください。
『ソフトウェア説明書 OS IV/XSP XL-DATA/MV V13』(資料コード:B971A6D0-10)
『ソフトウェア説明書 OS IV/XSP XLデータムーバ V11』(資料コード:B971BNB0-30 あるいは B971BNB0-20 あるいは B971BNB0-10)
ソフトウェアのインストール
本ソフトウェアは、PGEN(処理プログラムおよびサブシステム編集)を使用してインストールします。
インストール制御文として、以下を記述します。
XLDATAMV制御文
機能
XLDATAMV制御文は以下を行います。
提供テープから必要なファイルを取り出し、システムライブラリに追加します。
XLデータムーバの提供ファイルを追加します。
記述形式
名札 | 命令 | オペランド |
---|---|---|
[記号] | XLDATAMV | なし |
インストール制御文の記述例
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+ \ JOB XLDATAMV,LIST=(A,JD) \ PGEN DVOL=xxxxxx,DUNIT=nnnn (*1) XLDATAMV \ JEND
*1:xxxxxxには、以下を指定します。nnnnには、磁気テープ装置の装置名を指定します。
・V13L10の場合:VMV31A
・V11L30の場合:VMV13A
・V11L20の場合:VMV12A
・V11L10の場合:VMX11A
確認
インストールの結果は、ステージ1およびステージ2の全ステップが、完了コード10で終了していることを確認します。
インストール後の環境設定
グローバルサーバ側(XSP)の環境設定を参照して、環境設定を行ってください。