クラスタシステムで、フェールオーバが発生したときに引き継がれるSystemwalker Operation Managerの業務は以下のとおりです。
スケジュール情報
フェールオーバ発生時に、ジョブスケジューラのスケジュール情報が自動的に待機系に引き継がれます。
実行中のジョブネットおよびジョブ
スケジュールサーバと実行サーバがともに、同じクラスタシステム上で運用されている場合、異常終了したジョブネットやジョブをフェールオーバ完了後に再起動することができます。
フェールオーバ後にジョブネットやジョブを自動的に再起動させるためには、設定が必要です。設定の詳細は、“2.11 ジョブを再起動させる設定”を参照してください。
スケジュールサーバがクラスタシステム構成で、別の実行サーバでネットワークジョブを運用している場合は、フェールオーバ発生後も、ジョブネットやジョブを継続して実行することができます。
フェールオーバ後にジョブネットやジョブを自動的に継続実行するには、設定が必要です。詳細は、“2.3 クラスタシステムからネットワークジョブを投入する場合の設定”を参照してください。