サーバ機能APIを使用して、以下の処理を行うことができます。
保管フォルダ内の帳票情報の取得
帳票の複写
帳票の移動
帳票の削除
帳票のPDF変換
帳票情報の変更
以下に、サーバ機能APIを示します。
API | 機能 | |
---|---|---|
開始、終了 | サーバ機能API開始 | |
サーバ機能API開始(文字コード指定) | ||
サーバ機能API終了 | ||
エラー情報取得 | サーバ機能APIエラーコード取得 | |
サーバ機能APIエラーメッセージ取得 | ||
保管フォルダ | 保管フォルダ一覧開始 | |
保管フォルダ一覧終了 | ||
保管フォルダ数取得 | ||
保管フォルダ一覧取得 | ||
保管フォルダ内の帳票一覧開始 | ||
保管フォルダ内の帳票一覧終了 | ||
保管フォルダ内の帳票数取得 | ||
保管フォルダ内の帳票一覧取得 | ||
LW_DeleteKeepFile (注1) | 保管フォルダ内の帳票の削除 | |
LW_ChangeKeepFile (注1) | 保管フォルダ内の帳票情報の変更 | |
LW_CreatePDFFile (注1) (注2) | 帳票のPDF変換 (注3) | |
LW_CreatePDFFileEx (注1) (注2) | 帳票のPDF変換(セキュリティ情報指定) (注3) | |
LW_CopyKeepFile (注1) | 保管フォルダ内の帳票の複写 | |
LW_MoveKeepFile (注1) | 保管フォルダ内の帳票の移動 |
実行結果が実行履歴に出力されます。
実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。 |
LW_CreatePDFFile、LW_CreatePDFFileExを使用する場合には、以下が必要となります。
List Works サーバにList Creator Enterprise Edition がインストールされている。
環境変数「GLIBC_TUNABLES」の値に「glibc.rtld.dynamic_sort=1」が設定されている。
帳票をPDF形式に変換する場合には、セキュリティ情報を設定することができるLW_CreatePDFFileExをお勧めします。
サーバ機能APIは、以下のファイルに格納されています。
liblwapi.so
サーバ機能APIの関数定義、サーバ機能APIで使用する構造体の形式を格納したヘッダファイルは、以下に格納されています。
/opt/FJSVlw-sv/include/lvsvapi.h
サーバ機能APIを用いたサンプルプログラムは、以下に格納されています。
/opt/FJSVlw-sv/etc/ApiSample1.c
サーバ機能APIを用いたサンプルプログラムについては、“付録B サーバ機能APIのサンプルプログラム”を参照してください。 |
注意
サーバ機能APIはマルチスレッドに対応していません。
サーバ機能APIを使用したアプリケーションは、スーパーユーザで実行する必要があります。スーパーユーザ以外で実行した場合、LW_StartServerApi(サーバ機能API 開始)、LW_StartServerApiEx(サーバ機能API 開始(文字コード指定))でエラーとなります。
以下のサーバ機能APIを実行し、次のAPIを実行するまでの時間が、入力監視時間の設定を超えると、タイムアウトエラーになります。その場合は、入力監視時間を変更する、または、入力監視を行わない設定にしてください。
LW_StartServerApi
LW_EndServerApi
LW_DeleteKeepFile
LW_ChangeKeepFile
LW_MoveKeepFile
LW_CreatePDFFileEx
LW_StartServerApiEx
LW_CreatePDFFile