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Interstage List Works V11.0.0 APIリファレンス
FUJITSU Software

1.2.2 LW_StartServerApiEx(サーバ機能API開始(文字コード指定))

記述形式

LWAPIHANDLE  LW_StartServerApiEx(lw_charcode_t  encode)

機能

サーバ機能APIを実行するための準備処理を行い、サーバAPI識別子を返します。入出力の文字列コード系を明に指定したい場合は、本APIを使用します。


パラメタの説明

encode

LW_StartKeepFolderなどのサーバ機能APIで指定/取得する文字列の文字コードを指定します。指定できる値は以下のとおりです。

説明

LW_DEFAULT_CHARCODE

プロセスのロケールで指定されている文字コードに従います。(注)

LW_UTF8

文字コードにUTF-8を使う場合に指定します。

LW_EUCJP

文字コードに日本語EUCを使う場合に指定します。

LW_SJIS

文字コードに日本語JIS を使う場合に指定します。

注:
LW_DEFAULT_CHARCODE を指定した場合にサポートしているロケールを以下に示します。以下のロケール以外を使用した場合、ja_JP ロケールとして動作します。


ロケール名

  • ja_JP

  • ja_JP.eucjp

  • ja_JP.ujis

  • japanese

  • japanese.euc

  • ja_JP.UTF-8


復帰値

0以外

正常終了しました。

この復帰値がサーバAPI識別子になります。以降のサーバAPIの実行で必要です。

0

異常終了しました。

以下のうち、いずれかの処置をしてください。

  • スーパーユーザで実行していることを確認してください。

  • リスト管理サーバのList Worksサービスが起動されていることを確認してください。

  • データベース環境を確認してください。


注意

  • ほかのサーバ機能APIを実行する前に、必ず本APIまたはLW_StartServerApi ()を実行し、サーバAPI識別子を獲得してください。

  • サーバAPI識別子は、すべてのサーバ機能APIで設定する必要があるため、サーバ機能APIを実行する間、保持しておいてください。

  • サーバ機能APIの処理終了時には、必ずLW_EndServerApi(サーバ機能API終了)を実行してください。LW_EndServerApi(サーバ機能API終了)を実行しないと、領域が解放されない場合があります。