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Interstage List Works V11.0.0 帳票仕分け手引書
FUJITSU Software

D.5 共通仕分け定義レコード(SMレコード)

帳票仕分け管理の運用形態を定義するレコードです。

記述形式

SM,運用形態,備考, 

定義位置

共通情報の下に定義します。共通情報がない場合は先頭に定義します。

定義数

1つだけ定義可能です。

定義項目

項目名

バイト数
(種別)

必須

意味

備考

SM

2
(文字)

共通仕分け定義(SM)レコードを示します。

「SM」は、「Sort condition Management」の略です。

運用形態

1
(数字)

運用形態として、以下の値を指定します。
「0」:代表仕分け

最初に該当した仕分け条件が指定されている配信先だけに配信する。

「1」:同報仕分け

該当した仕分け条件が指定されているすべての配信先へ配信する。

「9」:帳票ダンプ出力

ダンプ形式で、帳票ダンプファイルへ出力する。

省略値は「0」。

同報仕分けの場合、CMレコードの配信先に「&CONT」は指定できません。

参照

帳票ダンプ出力機能については、“4.4 帳票ダンプ出力機能”を参照してください。

備考

7
(数字)

運用形態に、「9」(帳票ダンプ出力)を指定した場合、ダンプするページを指定します。

「1」~「9999999」

運用形態に、「9」(帳票ダンプ出力)以外を指定した場合は、必ず「0」を指定します。

省略値は「0」。

ダンプするページを指定する場合は、以下の点に注意してください。

  • 富士通ホスト帳票の場合、帳票内に空白ページが存在する場合は、そのページも含めたページを指定してください。

  • 帳票の総ページ数を確認し、総ページ数を超える数を指定しないようにしてください。

○:必須オペランド

定義例

運用形態に「0」(代表仕分け)を指定した場合の定義例を以下に示します。

SM,0,, 

注意

富士通ホスト帳票で運用する場合の共通仕分け定義レコード(SMレコード)は、ListWORKS V10.0L20から記述形式が変更されていますが、それ以前の記述形式でも運用可能です。(帳票ダンプ出力機能は除く。)